格安SIM会社を選択し、契約をされた場合、皆さんは「かけ放題」なるオプションを選択していますか?忘れたという方は、急いで契約したほうが良いでしょう。
「10分かけ放題」のオプションを上手に使うことで、月々の電話代(通話料金)は大きく変わってきます。
また、単独で「10分かけ放題」のオプションを利用するのではなく、プランを組み合わせて利用するシステムも発表されています。
そこで今回は、MVNOのおススメ「10分かけ放題」オプションの様々な特徴を紹介してみます。
MVNOの「10分かけ放題」オプション
皆さんが、耳にしたことがある格安SIM会社のオプションの中に、すべてと言ってよいほどのMVNOが、「10分かけ放題」のオプションを、準備しています。
10分かけ放題のオプションとは?
これは、10分間に国内通話の料金が無料となるオプションです。
以前は、この10分間の無料通話と5分間の無料通話の2つが同じ割合で、提供されていました。中には、「3分間かけ放題」と称して、3分の無料電話もありました。
しかし、現在ではほとんどの格安SIM会社の無料電話は「10分かけ放題」にとって代わりました。「3分かけ放題」ほとんどなくなり(全部なくなったわけではありません。)、「5分かけ放題」も若干残っているような様子です。
おススメ無料通話のいろいろなパターン
「10分かけ放題」にプラスαすることにより、無料でんわのお徳感が広がっています。
おススメMVNOの「10分間かけ放題」の特徴を紹介します。
他のMVNOにはないサービスが多くある、OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、業界初というキャッチフレーズを用いて、「OCNでんわかけ放題オプション」を準備しています。内容は、以下の3つのパターンです。
- 10分かけ放題
- トップ3かけ放題
- かけ放題ダブル
1番の「10分かけ放題」は、10分間以内の国内通話が利用回数無制限で0円になります。
2番目の「トップ3かけ放題」は、当月の国内通話上位3番号までが、通話料金0円になります。
3番目の「かけ放題ダブル」は、「10分かけ放題」と「トップ3かけ放題」を合わせたもので、10分以内の国内通話は回数制限なしで0円。そして、「10分かけ放題」を適応した残りの国内通話料金の上位3つの電話番号への通話料金が、0円になるものです。
それぞれの料金は「10分」と「ダブル」が、それぞれ850円。「かけ放題ダブル」においては、1,300円の料金設定になっています。
こうして比較してみると、OCNモバイルONEの言う通り、「かけ放題ダブル」が最もおススメです。しかし、あなたの通話状態が、あまり電話を掛けることはないというのであれば、「10分かけ放題」の方がお得になる場合もあります。
この辺りは、微妙なところです。少し様子を見て、後でオプション変更をしても良いでしょう。
ちょっと家族思いのMVNO、IIJmio(ミオフォン)
こちらは、かけ放題オプションの中に、2種類のオプションが用意されています。
「誰とでも3分&家族と10分」と、「誰とでも10分&家族と30分」です。
誰とでも〇〇分とは、それぞれの3分かけ放題。10分かけ放題のことです。3分間・10分間は誰とでも通話をしても0円です。
そして、家族と10分あるいは30分は、家族同士の通話は無料となる内容です。この家族の定義ですが、同一契約者間ID番号(mioID)により利用された場合をいいます。
つまり、お父さんがIIJmioの契約者になり、ID番号を付与されます。お母さんと子供たち3人までは、お父さんと同じID番号を利用することにより、家族であると認められるわけです。
このID番号間の通話は、10分間あるいは、30分間、何回でも無料通話が可能です。
また、10分あるいは30分の無料通話時間を超過した場合、一般の国内通話料金は、10円/30秒となり、同一契約者間(家族間)は、8円/30秒と、なります。
このオプション料金ですが、「誰とでも3分&家族と10分」が600円、「誰とでも10分&家族と30分」が830円です。
このオプションは、他のMVNOの「10分間かけ放題」と比較すると、非常に安くなります。通常は、家族間通話も10分間無料となります。
IIJmioの場合は、家族間だけでも30分通話できるのと、無料通話30分超過後も、30秒間10円でなく8円であるところが大きいです。
これは、大変オトクです。
大きくプラン変更をしたMVNO、UQmobile
UQモバイルは、「おしゃべりプラン」と、「ぴったりプラン」というプランを展開し、「おしゃべりプラン」において「1回5分以内の国内通話が何度かけても無料」と、いう通話サービスを行っています。
しかし、2019年10月1日から施行される改正電気通信事業法に適応する料金プランの登場で、「おしゃべりプラン」は、9月30日をもって新規の受付を終了します。
本来であれば、「おしゃべりプラン」の「5分かけ放題」は、月々の料金の中に組み込まれている項目で紹介するはずでした。
しかし、9月30日の受付終了に伴い、かけ放題は大きく変化し、単独のオプションとして料金も設定され、生まれ変わりました。
10月1日から利用可能なる「かけ放題」は、オプション料金700円で、音声通話料金に上乗せで利用できます。時間が、以前のかけ放題は5分でしたが、オプションになってからは、10分になります。
10分間のかけ放題の場合、平均的に850円前後の料金ですが、700円とは非常に安い値段です。
もし、現在「おしゃべりプラン」を継続されていて、新料金プランに乗り換えた場合、プラス700円となります。しかし、5分より10分の方が多少でも余裕があるため通話が楽になります。
また逆に、5分間でも10分間でも「かけ放題」は必要ないと考える方にも、余計なものを省くのにはよいでしょう。
「おしゃべりプラン」から新料金プランに乗り換えの場合、解約金等は発生しませんので、気軽に乗り換え可能です。
UQモバイルの場合、「かけ放題」が特別変わったシステムや少し珍しい内容というわけではありません。以前のような少し複雑なイメージからシンプルな方向に転換してきたのかと、感じが印象的です。
UQモバイルの公式ページはこちら ☞
「10分かけ放題」が料金プランにくみこまれてるMVNO
次に、「10分かけ放題」などの無料通話が、料金プランに組み込まれている場合をみてみます。料金プランにかけ放題オプションが組まれていると、少しお徳感がわいてきますね。
思い切ったサービスが特徴の、Y!mobile
以下は、Ymobileの料金です。
また、※4がついていますが、内容は以下の通りです。
- 1回あたり10分を超える国内通話は、10分超過分において、30秒につき20円の通話料が別途かかります。
- 対象外の通話があります。例えば、国際電話、ナビダイヤル(0570で始まる通話)、104などです。詳しくはこちらをご覧ください。
料金形態の紹介になりましたが、無料通話10分超過の後の通話料金は他社のように、10円/30秒になりません。そのまま20円/30秒のままです。
上記の料金に1,000円プラスすることにより、「スーパー誰とでも定額」が利用できます。このプランは、通話時間や通話回数が、無制限に利用できるオプションです。
10分以上の通話が多い方には、非常にうれしいプランですね。
安さと手厚いサービスでお得な、楽天モバイル
楽天モバイルの場合、10分間の無料通話は、「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」と、いうネーミングです。
楽天モバイルの場合、料金プランが大きく分けて2種類あります。「スーパーカケホーダイ」と「組合せプラン」です。
月々の基本料金の中に「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」が組み込まれているのは、「スーパーホーダイ」です。
スーパーホーダイのプランは以下のようになっています。
スーパーホーダイの場合、「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」が、料金設定の中に組み込まれていますが、専用アプリの使用が必要です。その場合の10分超過後の通話料金は、10円/30秒です。
しかし、「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」のためのアプリ、あるいは、「003768」を通話電話番号の先頭につけないで発信した場合、通話料金は20円/30秒になります。
「組合せプラン」の場合は、月額基本料金にプラス850円の上乗せで、「スーパーホーダイ」と同じサービスを受けることができます。
料金体系だけを考えると、「スーパーホーダイ」を利用することが、月々のスマホ代を非常に安くしますね。
おススメMVNOの無料通話オプション まとめ
MVNOの無料通話で、ちょっと変わった「かけ放題」のオプションを紹介しました。
この他にも、もっと変わったあなたのスマホ利用にあったかけ放題オプションがあるかもせれません。しかし、これからMVNOを利用しようと考えているあなた、あるいは、MVNOを現在利用しているが、どこかのMVNOに乗り換えようと考えいるあなたに、安心して利用できるMVNOを紹介しました。
もし、無料通話に関してどのMVNOを選択するか迷た場合、この5社の中から選択すると間違いありません。
現在、「かけ放題」のオプションを除いた場合、最も人気があるMVNOは、楽天モバイル
是非とも、MVNOを利用される場合は、「10分かけ放題」オプションの利用はおススメします。