iPhone13が販売されています。購入を検討されている方も多いでしょう。
販売される都度、端末価格の高価さを感じます。それなりに年を追うごとにiPhoneの機能も向上し、それなりにコストも掛かっているからでしょう。
でも、高額です。新発売のiPhone13ですから価格が下がるようなことは、当分あり得ないことです。
日本ではキャリアの4社とAppleが、iphone13を販売しています。そこでAppleをはじめとしてキャリア4社を比較してみて、iPhone13をどこで買うのがお得な購入先かを探ってみました。
今回はiPhone13の購入についてのお話です。
今回からのiPhoneは、SIMロック解除の販売と問題点
今回販売されるiPhone13の販売から、販売状況が一部変化しました。それに伴い、現状に沿って新たに起こりうる問題点を紹介します。
iPhone13はSIMロックフリーで販売
3通信キャリア(docomo、au、SoftBank)の販売するiPhone13が、新たにSIMロックを解除された状況で販売されるようになりました。
(2020年にキャリアになった楽天モバイルは、スマホの販売開始やiPhoneの取り扱い開始からSIMロックを掛けた状態での販売は行っていません。)
今までは、各3キャリアで購入したiPhoneは、そのキャリアの電波の下でしか利用できませんでした。例えば、docomoで購入したiPhoneは、docomoの回線下でのみ。auもSoftBankも各回線下の利用のみでした。
キャリアをまたいだ利用においては、SIMロック解除を行う必要がありました。
しかし、2021年10月よりSIMロック解除命令が総務省から出たことで、docomoやau、SoftBankで購入したiPhoneでも自由に各社それぞれ使いたい回線が利用できるのです。購入後にSIMロック解除の手続きの必要はなくなったのです。(2021年10月以前に新発売されたスマホ(iPhone・Android共通)端末はSIMロックフリーは対象外です。)
SIMロックフリーの販売における問題点
SIMロックフリーになったことで、docomoで購入したiPhone13はそのままSoftBankやauの回線ですぐに利用でき、SoftBankやauで購入したiPhone3もそのまますぐに他の回線でも利用できます。
ショップにての購入においては、端末のみの販売も行っています。
しかし、現在のdocomo、au、SoftBankの各社は、Android端末、iPhone端末にかかわらずオンラインからの購入の場合端末のみの販売を行っていません。
そのため回線と抱き合わせの契約が必要になります。(キャリアの中では楽天モバイルが、オンライン購入の端末のみの販売も行っています。)そうなると、例えばiPhone13をdocomoで購入した場合、新規かMNP(乗り換え)による回線契約が必要になります。
auもSoftBankも同じです。
現在各社、店舗購入よりもどちらかと言えばオンラインにおける購入を進めています。
これでは、iPhone13gがSIMロックフリーの販売となったとしても、回線契約が条件となると自由に通信キャリアを選択することには弊害が生じます。
iPhoneに関しては、今回紹介した抱き合わせの問題のみですが、Android端末に関しては、抱き合わせ問題の他に端末の周波数帯の問題も残されています。各問題については、以下のページで紹介しています。
このような回線契約が必要となる3キャリアの実情を踏まえた上で、最もあなたがiPhone13を購入するに適した購入先はどこがお奨めでしょうか。
決め手になるのは、やはりiPhone13の価格ですよね。
⇨ docomo オンラインショップ iPhone13はこちらから
⇨ au オンラインショップ iPhone13はこちら
⇨ SoftBank オンラインショップ iPhone13はこちら
キャリア4社とメーカー1社の販売価格
以下の表は、iPhone13シリーズの各キャリアとメーカーの販売価格を表したものです。単位はすべて税込み価格を円で表示しています。
128GB | 256GB | 512GB | |
docomo | 111,672/89,672 | 125,136/103,136 | 164,736/142,736 |
au | 115,020 | 128,970 | 156,995 |
SoftBank | 115,920 | 129,600 | 157,680 |
楽天モバイル | 98,800 | 110,800 | 134,800 |
Apple | 98,800 | 110,800 | 134,800 |
128GB | 256GB | 512GB | |
docomo | 98,208/76,208 | 120,384/98,384 | 151,272/129,272 |
au | 101,070 | 115,020 | 143,040 |
SoftBank | 101,520 | 115,920 | 144,000 |
楽天モバイル | 86,780 | 98,800 | 122,800 |
Apple | 86,800 | 98,800 | 122,800 |
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
docomo | 142,560/120,560 | 165,528/143,528 | 197,208/175208 | 226,512/204,512 |
au | 143,040 | 156,995 | 185,015 | 212,920 |
SoftBank | 144,400 | 157,680 | 186,480 | 214,560 |
楽天モバイル | 122,800 | 134,800 | 158,800 | 182,800 |
Apple | 122,800 | 134,800 | 158,800 | 182,800 |
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
docomo | 165,528/143,528 | 182,160/160,160 | 213,048/191,048 | 243,144/221,144 |
au | 156,995 | 170,945 | 198,965 | 226,870 |
SoftBank | 157,680 | 172,080 | 200,160 | 228,240 |
楽天モバイル | 134,800 | 146,800 | 170,800 | 194,800 |
Apple | 134,800 | 146,800 | 170,080 | 194,800 |
金額を並べると一目瞭然ですが、SoftBankのiPhone13シリーズが最も高額です。
最低価格を示しているのは、当然ですがAppleです。しかしそのAppleと同価格を提示しているのが楽天モバイルです。iPhone13における付帯サービスもAppleと楽天モバイルは同等と考えても良いでしょう。そのため甲乙つけ難い状態です。
しかし、楽天モバイルの方が一歩リードしている部分があります。楽天カードの利用で購入された場合、「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」の対応となりますが、48回払いまで分割手数料0円で購入できます。
「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」の詳細は、後述でお話します。
楽天カードの詳細はこちらから ⇨ 楽天カード
そして最も注目するのは、docomoの金額です。iPhone13シリーズのすべての購入金額において2つ表示しました。黒字の金額は通常の金額であり、該当条件は新規契約の場合です。
そして赤字で表した料金は、MNPを利用して乗り換えを行った場合の料金です。この場合は「5G WELCOME割」をすべてのiPhone13シリーズに適応させ、通常購入金額より22,000円の値引きを行うものです。
MNPを利用して「5G WELCOME割」が適応された場合の購入金額は、端末機種によればAppleの販売価格よりも10,000円以上も安くなっています。特に購入割合が高いと考えられるiPhone13の128GB・256GB、iPhone miniの128GB、iPhone13 Proの128GBには、その傾向が顕著に見えます。
MNPを利用してdocomoへの乗り換えを検討中、あるいは乗り換えても良いとお考えの場合は、お目当ての端末がAppleよりも安い価格になるのであればお奨めです。
お返しプログラムを利用した場合
お返しプログラムは、キャリア4社ともに取り組んでいるサービスです。当然、端末のみの購入も対象になります、
大まかな流れは以下の通りです。
- 24回払いの契約でiPhone13等のスマホ機種購入を行います。
- その中で25回目にお支払いする残価を各キャリアが設定します。(残価設定という)
- 1~24回までの間の支払い金額は、iiPhone13の購入価格から残価設定額を差し引いた額を24回で割った料金になります。
- 24回目に当該対象機種をキャリアに返却した場合は、25回目の支払い(残価設定分)の支払いは0円になります。
- 24回目に当該対象機種を返却しなかった場合、25回目の支払い分(残価設定分)は、改めて24回払いに計算しなおされます。
- 24回目のお支払い経過後、通算48回目までのお支払いまでに当該対象機種を返却された場合は、以降の残価設定分の分割払いはなくなります。
docomoのみ当該対象機種の支払総額から残価を差し引いた額について分割で支払う場合、1回目~23回目までを分割で支払い、24回目に残価設定分を支払うシステムになっています。
13ヶ月を経過し24ヶ月目までの間に当該対象機種の返却も可能です。但し、24ヶ月にならない前に返却しても24回目までの料金を支払う必要があります。
その場合、「早期引き取り得点」として24ヶ月目までの支払い料金に割引が適応されます。
詳しくは、各キャリアの専用ページをご覧ください。
- docomoの「いつでもカエドキプログラム」の詳細はこちら
- auの「スマホとくするプログラム」の詳細はこちら
- SoftBankの「トクするサポート+」の詳細はこちら
- 楽天モバイルの「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」の詳細はこちら
iPhone13の購入をお奨めするのは、こちら
通信キャリアによってiPhone13の販売価格に差があります。
では、どこで販売されるiphone13を購入するのが最も良いのでしょうか。答えは、Apple、もしくは楽天モバイルです。
もしあなたがdocomo回線にMNPを利用して乗り換えてもよりというのであれば、当然docomoのMNPを利用したiPhone13のこうにゅうが良いでしょう。但し、Appleや楽天モバイルよりも価格が安くなっている機種に限ります。
では、Appleと楽天モバイルはどちらが購入するのに適しているかというと、微妙な差ですが一括購入、分割購入の両方とも、楽天モバイルの方がお得です。
理由は、もしあなたが楽天カードを持っている、あるいは作っても良いというのであれば、端末購入に楽天カードを利用すると購入だけでポイントが付きます。
また、初めて楽天モバイルのプランに申し込む場合や、MNPを利用する乗り換えにおいては、現在20,000ポイントが付与されます。(この20,000ポイントは、楽天市場などのお買い物に利用でき、すごく利用価値があります。(個人の感想)))
また、楽天モバイルはオンラインでの購入においても回線契約が必要ではありません。
逆に楽天カードや楽天モバイルに興味のない方は、Appleでの購入がお奨めです。
まとめるとお奨めの順は
- 楽天モバイル
- Apple
- docomo
このような順がお奨めです。
⇨ docomo オンラインショップ iPhone13はこちらから
⇨ au オンラインショップ iPhone13はこちらから
⇨ SoftBank オンラインショップ iPhone13はこちら