期間無料キャンペーンは、終了しましたがまだまだ人気が衰えない楽天モバイルです。
私も実際に楽天モバイルをメイン回線として利用してきました。現在は個人的な諸事情によりメイン回線を、MVNOのdocomo回線で利用しています。
私自身は、楽天モバイルは利用したいと考えていたため、再度楽天モバイルをサブ回線として新たに利用することにしました。
しかし自分でも楽天モバイルの利用は、「どこにそんなメリットがあるのか。」と、ふと思い、自分自身でも疑問が沸いてきました。
一般的にもよく耳にするのは、「楽天モバイルの電波の繋がりは良くない」と、言うデメリットに結び付く内容です。それなのに楽天モバイルの世間の注目や盛大な人気、そしてあえて楽天モバイルを利用する価値はどこにあるのでしょうか。
そこで楽天モバイルを主回線として実際に利用してみた見地から、楽天モバイルのメリット(利用価値)と、デメリットをまとめてみました。そのメリットとデメリットにおいて、詳しくお話をしてまいります。
個人的な見解が多く含まれるでしょうが、これから楽天モバイルの利用を考えている方には、利用の有無の判断材料になれば幸いです。
楽天モバイルの良いところ(メリット)・イマイチなところ(デメリット)
楽天モバイルの利用においては、多くの意見がTwitterなどで挙げられています。私が見た段階では、多くの方のメリットが料金の安さ、デメリットが通信状況に関することが多いですね。
そこでまずは、私の利用経験からメリットとデメリットをまとめてみました。
楽天モバイル 良いところ(メリット) |
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楽天モバイル イマイチ(デメリット) |
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これを踏まえて、以下のお話をしていきます。
楽天モバイルの良いところについて
メリットに関しては、やはり概ね金銭的なことが中心です。
月額料金が安い
なんと言っても楽天モバイルにおいては、これが最大のメリットです。ここには2つのメリットがあります。
1つ目は、最初の1回線につき、1GBまでのデーター量の使用の場合0円と設定されています。料金システムの中に0円という設定があるのは、楽天モバイルのみです。3キャリアは当然ですが、それ以外に格安SIMを探してみたところ現在のところは0円設定の料金システムはありません。
そして段階的に料金は使用量に応じて上がります。
2つ目は、月々の利用データー量の上限を気にしながら利用することなく好きなだけ使っても、最大料金が3,278円/月で済むところです。
特によくあるのが月末になると、データーの残量を気にしてデーター通信をしなければならない状況です。経験された方もいらっしゃるでしょう。足りない場合のデーター量の継ぎ足しは、場合によっては1GB当たり550円ほどでの購入になります。
大きな声では言えませんが、実際私は楽天モバイルさんには大変申し訳ないこと思い、0円での利用を実施していました。
自宅には家族で利用するWiFiシステムが導入しています。外出時のデーター通信は他社を利用していました。
低料金で高データー量が利用できるというのが、楽天モバイルの大きなお奨めポイントです。
Rakuten Link を利用すると一部を除いて国内通話料金が無料
Rakute Link アプリを利用して通話を行うと、通話時間は特に問わず、指定された通話先以外は月額料金0円で通話できます。「指定された通話先意外」とは、国内を対象とした固定電話や携帯電話の番号への通話になります。
指定された通話先というのは、「ナビダイヤル」、「消費者ホットライン」、「災害伝言ダイアル」等です。以下の情報は、楽天モバイルから発表された有料通話先です。
この場合、通話先がRakute Link を利用していれば当然ですが、相手先がRakuten Link を使っていなくても、Rkaten Linkを使ってかけた通話は0円になります。
海外通話の場合は、Raktuen Link を使って海外から日本の電話に通話をした場合は0円で通話が可能です。しかし日本からRaktuen Link を使って海外に通話した場合は、「国・地域別従量課金」として有料通話になります。
実際にRakuten Link を国内通話で使ってみたところ、本当に通話料金が掛からないのか非常に気になりましたが、間違って通常電話アプリから掛けてしまった通話以外は請求は発生しませんでした。
各種手数料金が0円(ZERO宣言)
楽天モバイルは、「0宣言」を行っています。この0宣言とは、楽天モバイルが扱っているサービスや手数料を0円で行っているサービスです。
「0宣言」の内容は以下の通りです。
- データー利用1GBまで0円
- 5G通信0円
- Rakuten Link 利用で国内通話0円
- 契約事務手料0円
- SIM交換手数料0円
- SIM再発行手数料0円
- MNP転出手数料0円
- 契約解除料0円
「データー利用1GBまで0円」と「Rakuten Link利用で国内通話0円」においては、先述した通りです。
後半の手数料関係が0円で済むというは、楽天モバイルが非常に利用しやすくなっています。
私の場合、2022年1月に楽天モバイルで利用しているメイン回線をMNP転出した時、手数料金は掛かりませんでした。(ガイドライン改正により2021年4月よりMNP転出の料金は0円になったこともありとうぜんですね。)
しかし翌2月に再度回線契約した時は、契約事務手数料が他社では通常3,300円掛かるところ0円で契約履行できました。
また、以前は楽天モバイルの物理SIMカードをモバイルWifiルーターに利用していました。e-SIM対応のRakuten Miniを入手したため、物理SIMからe-SIMに変換した時も手数料金0円で済みました。(Rakuten Miniは、e-SIM対応専用の端末です。)
結果的に、楽天モバイルの利用は手数料に縛られずに自由に行うことが出来ます。この部分も他の通信会社には無いサービスです。
MVNOなどでは乗り換え時によく事務手数料が3,300円掛かります。
乗り換え手続きなどを行っているときなどは、3,300円は一時的なものと理解しているため重みも特に何も感じません。しかしいざ支払う時になると3,300円の重みを感じるのは、私だけでしょうか。
そういった意味合いでも、事務手数料0円の「0宣言」は、非常にありがたいです。
楽天ポイントが溜まりやすい
楽天モバイルを利用した場合、月額料金により楽天ポイントが付与されます。楽天カードでお支払いをした場合の付与ポイントは、100円につき1ポイントです。
この付与ポイント数だと、楽天ポイントが増えたという実感はあまりありません。20GBのデーター量を超え、オプション契約なしの場合の付与ポイントも、29ポイントほどです。
しかし直接楽天モバイルを利用して付与されるポイント以外にも、間接的に付与されるポイントもあります。
楽天モバイル契約中においては楽天市場でのお買い物に対するポイント付与が、+1倍になります。また、楽天モバイルキャリア決算を利用の場合は、さらに+0.5倍のポイント増量になります。
楽天モバイルキャリア決算とは、お買い物のお支払いを月々の楽天モバイルの支払いと一緒に行うものです。
経験から言ってあまり大幅に楽天ポイントが増えるわけではありませんから、実感としては非常に薄いです。しかし確実にプラスにはなっています。
実店舗の利用が可能
楽天モバイルは、docomo、au、SoftBankのように実店舗が多数あります。
しかし3キャリアは、通常のキャリアプランにおいては店頭での対応がされていますが、ahamo、povo、LINEMOの各プランになると店頭では対応せず、オンラインのみの対応が基本スタイルになります。
楽天モバイルの場合、オンラインで自分で手続き等を行う以外に、店舗でも同じように店舗スタッフが手続きの対応を行っています。当然無料です。
お好みでオンライン、店舗のどちらを選択しても良いのですが、店舗を選択した場合は必ず予約を入れましょう。
実際、私も楽天モバイルの店頭に予約をいれてRakuten BIGの購入と、MNPを利用した乗り換えを行いました。
予約時間通りに店舗に出向くと、すでに端末などが準備されているのがわかりました。端末の購入とMNP手続き終了まで凡そ30分は掛からなかったです。
その間数名のお客さんが来店していましたが、みなさん予約なしでした。最初の1名か2名程度はすぐにお店のスタッフが対応していましたが、最初お客さん以降の方は「順番待ちをしなければならない」と、いうことをスタッフから伝えられると、みんなお店を出ていかれました。
事前に予約を入れておくことで、スムーズにことが進みます。楽天モバイルの店舗を利用されるのであれば、必ず予約を入れてください。