こんにちは!西北院です。
私がRakuten UN-LIMIT Ⅵを本格的に利用して、約2ヶ月が経過しようとしています。
そこで今回は、楽天モバイルのサービスの中でもお奨め度が高いRakulten Link を使ってみたレポートをお届けします。
Twitterやその他の口コミを見てもRakuetn Link の利用においての意見は賛否両論です。「使える」、「音質は最低」など様々な意見が多くあります。Rakuten Link の肯定派と否定派がヒシメイテいる状態なので、私も半信半疑で使ってみました。
私自身は、「指定されたところ以外はどれだけ掛けても通話料金が無料である」と、言う事実に魅力を感じて利用を始めたことが理由です。
実際にRakuten Link を利用した感想は、「100点満点ではない。しかし使えるアプリである」と、いうことです。
因みに私の利用端末は、Rakuten BIGです。
ではその詳しい内容をお話します。その前に私のRakuten Un-LIMIT Ⅵ の利用方法からお話します。
私のRakuen UN-LIMIT Ⅵ はこうして使っている
私のRakuten UN-LIMIT Ⅵ の使い方は、楽天モバイルさんには非常に迷惑な使い方であるように感じます。
何分、楽天モバイルの月額料金を0円にしようと言うのを目標にしているからです。理由は、月額料金を最小料金にして、最大限利用できるモバイルライフを目指しているからです。
楽天モバイルのデーター量の使用を1GB未満にする
楽天モバイルの場合、月々のデーター量の利用量が1GB未満であれば0円になります。0円で利用するというところに楽天モバイルを利用する最大の意味があります。(楽天モバイルさん、ごめんなさい)
1GBを超えることで3GBまで使えるのデーター使用量の月額料金は、1,078円(税抜980円)になってしまいます。
これでは有料になってしまうため意味がありません。
何にしても楽天モバイルのデーター使用量は0円にしなければなりません。
ちなみに私が利用しているデーター量は、FUJI Wifi のdocomo・SIMのみデポジットコースで賄っています。月間利用データー量が30GBまでで、2,310円(I税抜2,100円)です。
Rakuten Linkは、無料で利用できる通話システム
Rakuten Link は、フレックス番号を先頭に着けることをしなくても、回数制限や通話時間に関係なく無料で通話が可能です。
但し指定された電話番号において通話した場合は、それに合わせた通話料金が掛かります。例えば、0570(ナビダイヤル)などの電話番号に電話を掛けると、20秒ごとに10円の料金が加算されていきます。
その他のRakuten Link で掛けても通話料金が発生する電話番号はこちらをクリックあるいはタップしてください。
LINE での通話も料金は無料で利用できます。しかしLINE の通話は、わずかばかり(使い方、使う頻度にもよる)データー量を消費します。
ところが、Rakuten Link はデーター量の消費は0です。とりあえず国内に限らず66ヵ国の指定された国・地域であれば無料でデーター量の消費が0で利用できます。
これを使わない手はないということで、Rakuten UN-LIMIT Ⅵ が2021年4月1日より開始された時から、通話においてRakuten Link を利用しています。現在のところ通常通話は0円で利用しています。
Rakuen Link のここが使えるところ
ではそんなRakuetn Link ですが、「ここがGood」と言うところからお話していきます。
Rakuten Link は、ホントウニ無料通話が可能
最大の利点は先ほども申しげましたが、「基本的に無料通話が可能」と言うことです。
実際に私が利用した2021年4月における楽天モバイルの請求金額は55円(税込)でした。この55円は、ナビダイヤル(0570番)に通話したものです。
それ以外の通話においては、すべて無料でした。
またRakuten Link に直接関係ありませんが、データー量の消費においても月間1GB未満で終了しているので0円となっています。
正直なところ、私たちが日常において電話を掛ける場合、全部と言っても良いほとんどの通話料金が0円になることだけを考えても、Rakuen Link を利用する価値は大きいものがあると感じます。
このように考えると、楽天モバイルが掲げている「0宣言」は、ある意味ありがたいものですね。
通話品質は悪くない
結論から先に申し上げると、通話品質においては現在特に悪いと感じたことはありません。
しかし、基本的にインターネット通信による電話機能ではありますが、LINEの通話に代表されるインターネット通信のように、通話がクリアに聞こえるほどよくはありません。
Rakuten Kink の音声品質は、スマホ標準になっている電話アプリを利用するのとほとんど変わらないと私は思います。
但し、通話が悪くないというのは、フィスや家庭内における場合であって、あくまでも移動中でない場合です。(移動中とは、自動車など助手席や客席などにおける移動を示す。)
移動中の通話においては、場所等の影響(通信状況)により通話が成り立たないほどではないが、聞こえが悪くなるところもあります。
Rakuetn Link を使う上で予め知っておく必要があること
Rakuten Link のマイナス点をお話する前に、ここでRakuten Link を使ってみて、実際に知ったことをお話します。このお話はRakuten Link を使うに当たり事前に知っておいた方が良い情報です。
私の場合は、最初の2つの項目については事前情報がなかったため、Rakuten Link を使ってみて「おかしい?」と、感じたところでいろいろ調べてやっと解決した次第です。
ブレフィックス番号を使うと非通知着信になる
仕事上や個人的な通話においては、非通知設定された通話以外はすべて着信があった相手の名前が出るのが普通です。
ところが息子からの着信は、突然ある日から非通知になっての着信になりました。彼がいたずらをしているのかと思い聞いてみましたが、何もしていないということです。
「私の設定が悪いのか?」と、思い何度も設定を見直すのですが、特に設定変更は施していないため何もありません。
いろいろ調べてみました結果、すべての端末ではないのですが一部の通話はプレフィックス番号を先頭に着けてRakuten Link 宛てに電話を掛けると、着信側のRakuten Link は「非通知設定」と表示されるとのことです。
逆に端末にデフォルトで入っている電話アプリを利用して電話を掛けると、Rakuten Link の電話帳に登録した名前で表示されます。
実際に試したところプレフィックス番号を使わずに電話を掛けると、Rakuten Link に登録した息子の名前で表示されました。
データー通信(楽天の4G回線)をOFFにしておくと非通知表示になる
この現象が起きたのは、まだRakuten UN-LIMIT Ⅵ を利用する前のお話です。
「楽天モバイルを0円で使いこなす」と言うために、試験的にデーター通信を0GB~1GB以内で納めることを行っていました。そのためデーター通信の稼働をバックグラウンドでも行うことを、ストップさせるためにOFFにしていました。
その後から掛かってきた着信が、すべて「非通知設定」になってしました。また、Rakuten Link を利用して私の方から掛けた通話は、相手の端末にも「非通知設定」と表示されました。
これは、通話先の端末がRakuten Link の利用有無にかかわらず発生したものです。
特に楽天モバイルのオリジナル端末では、機種によっては簡単にデーター通信のON/OFFの切り替えが可能です。
Rakuten Link を利用する場合は、必ずデーター通信はONであることが必要です。
Rakulten Link の写真・動画・音声の送受信はRatkuen Link 同士だけ
先日、知人に写真を送信したところ、テキストだけが送信されて肝心の写真が添付されていないと連絡がありました。最初は、添付忘かと思い再度Rakuten Link を使い送信しましたが、やはり写真だけが受信されないようです。
こちらの問題は、楽天モバイルのホームぺージにも記載がありました。
Ratkuten Link を利用した写真・動画・音声などのマルチメディアのファイルの送受信ができるのは、Rakuten Link 同士のみであるということです。
私のように送り手がRakuten Link であっても、受信側がRakuten Link でない場合はテキストメッセージのみしか送受信されないとのことでした。
写真や動画等を送受信する場合は、LINE やメールを利用した方が無難かもしれません。
Rakuten Link のここが残念なところ
Rakuten Link は通常通話には、問題なく利用できると私は思います。(実際に使っています。)
しかしそのRakuten Link もすべてが100点満点と言う訳ではありません。
私が使ってみた使い勝手の残念な部分を挙げてみました。
- Rakuten Linkの着信音の設定はAndroidの設定からはできない(Rakuten Link の設定から行う)
- 通話履歴がデフォルトでは上位3件しか表示されない(デフォルトでもう少し表示してほしい)
- 連絡先グループを作れるのは良いが、間違って関係ない連絡先をグループに入れてしまっても取り消しが簡単にできない
- Rakuten Link アプリは、通話とSMSのみの対応であっていい。「ウォレット」や「探す」はいらない
といった部分です。多少わがままも含まれています。
JABURA TALK25 との相性はあまりお薦めではない
以前にもお話しました通り、ヘッドセットとして私は「JABURA TALK25」を利用しています。iPhone の時から利用していました。
JABURA TALK25 についての詳細記事はこちら⇩
iPhone 利用時は非常にお奨めと言うことでお話をしていましたが、今回のRakuten Link に於いては、あまりお奨めではありません。理由は以下の2つです。
- 着信があった場合、 JABURA TALK25 の応答/終了ボタンを押しても応答できない。(スマホの画面に出る応答ボタンでないと応答できない)
- 通話終了時においても、JABURA TALK25 の応答/終了ボタンを押しても終了できない。(画面の赤い終了をタップする必要あり)
要するに、 Rakuten Link の通話は JABURA TALK25 の応答/終了ボタンでは出来ないということです。
繋がってしまうと、普通に通話が可能なので、これらの部分は非常に残念です。
一方、Rakuten BIG にデフォルトで入っている通話アプリは、JABURA TALK25 の応答/終了ボタンで通話は可能です。
Rakuten Link を2か月間使用した感想 まとめ
2ヶ月間 Rakuten Link を使ってみての感想をまとめてみると、Rakuten Link は楽天モバイルから指定された通話先や地域以外であれば無料通話が基本の通話アイテムです。
従って、通話料金が掛からないということに重点を置くのであれば、Rakuten Link はとてもお奨めの通信手段です。
スマホ利用金を確実に安くするためには絶対に必要なアイテム(アプリ)でもあります。
そして、通話品質に特にこだわりがない方へもお奨めです。
また、LINE通話 のように通話中にデーター量(ギガ)を消費することもありません。
そう考えると非常にお得な通話手段ではあります。ただ、先ほど申し上げた「残念なところ」は、無料で利用できることに対して付随するマイナス点かと思います。
「Ratkuten Link を使いたくない」と、いう場合は、Rakuten Link からログアウトをすると利用できなくなります。
私自身は2ヶ月間利用してみて、無料通話に対しこの程度のマイナス点であればお得であると思っています。何しろ、通話時間や料金を気にしないで通話ができるのですからね。