Rakuetn UN-LIMIT Ⅵ とMVNOのSIMカードをどうやって使うのか
では、音声通話としてRatkuen UN-LIMIT Ⅵ を利用、データー量(ギガ)の使用にMVNOのSIMの利用、これらの2つの回線の使い方を端末のSIMの利用状況に合わせて解説をしていきます。
データー通信の利用には、FUJI Wifi の利用を例とします。
ご利用製品の対応状況確認
現在はiPhone シリーズも、iPhone 6s 以降からRakuten UN-LIMIT Ⅵ の対応がされています。
しかしios、Android端末に関わらずRakuten UN-LIMIT Ⅵ に全く対応していない、あるいは一部しか対応していないなど細かく違いがあります。
Rakuten Un-LIMIT Ⅵ を利用する具体的なお話の前に、あなたのお手元にあるスマホがRakuten Un-LIMIT Ⅵ に対応している端末か否かを再度確認しておく必要があります。
まずはあなたがRakuten Un-LIMIT Ⅵ を使おうとしている端末機種が、確実にRakuten UN-LIMIT Ⅵ に対応していることが明確な場合以外は、一度下記の「ご利用製品の対応状況確認」でご確認ください。
シングルSIMの端末の場合の使い方
シングルSIM利用の端末と言うのは、SIMカード1枚しか挿入できない端末になります。もちろんe-SIMの利用もできません。
Android端末では最近になりデュアルSIMの端末も発売されてきましたが、シングルSIMの端末も多くあります。
一方IOSにおいては、iphone 6s 以降iPhone X までの端末はシングルSIMの端末です。
これらを前提にして使い方を説明します。
まずRakuten Un-LIMIT Ⅵ は、SIMカードの契約をします。
e-SIMと言うものがありますが、現在のところシングルSIMの端末の場合、ほとんどがe-SIMは利用できないため選択肢から除外してください。
Rakuten Un-LIMIT Ⅵ のSIMカードは、スマホ本体にてAPN設定を行い使用します。これでRtakuen Link の利用は可能です。
次にデーター通信の利用を、FUJI Wifi と契約をします。
あなたのデーター量の使用量においては選択肢が、クラウドWiFiになることもあるでしょう。また、20GBや30GBのデーター量が良い方は、ルータープランでもSIMプランでも大丈夫です。
ご自分でモバイルWiFiルーターを用意するのが面倒と言う方は、ルータープランを選択されるのも良いでしょう。その場合、そのままモバイルWiFiを利用できるので契約されるだけでOKです。
これだけで、あなたが必要なデーター量を格安で利用することが可能です。
モバイルWiFiルーターを自分で用意する場合
月額料金の安さを追求して、FUJI Wifi にてSIMカードプランを選択される場合もあるでしょう。
しかしこの場合は、モバイルWiFiルーターを自分で用意しなければなりません。
FUJIWifi から送られてきたSIMカードをそのまま挿入するのがほとんどなので端末にもよりますが、すぐに利用できる場合が多いです。
但し非常に重要な注意点が一つあります。それは、モバイルWiFiルーターを置き忘れしないことです。筆者も一度経験がありますが、モバイルWiFiルーターを置き忘れてしまうことです。
モバイルWiFiルーターには、iPhoneやAndroid端末のように「探す」と、機能はありません。モバイルWiFiルーターを利用の場合は、置き忘れ等の対策を自分なりにとる必要があります。
では、お薦めのモバイルWiFiルーターを紹介します。次の2機種です。
Aterm MP02LN
Aterm MP02LNは、筆者も使っております。
コンパクトで持ち運びなどには、全く支障を及ぼすことはありません。使い勝手も良く、操作においても非常に単純なので手間が掛かりません。
マイナスポイントとして挙げるのであれば、バッテリーの持ちがよくないところです。
仕様において連続通信時間は10時間となっていますが、実質のところ7時間から8時間ほどです。途中で充電を行うのであれば、問題はありません。
ただ、使用しないときはたまに電源をOFFにする必要があります。
こちらのAterm MP02LNは、docomo回線とau回線の対応になっています。
もし、FUJI Wifi にてSoftBank回線を利用される場合は、Aterm MP02LS の利用となります。
また、Aterm MP02LNは、楽天モバイルでも取り扱っています。楽天モバイルの場合は独自色のミラーレッドも用意されています。
画像をタップすると、楽天モバイルの Aterm MP02LN のページに行きます。
富士ソフト+F FS030W
富士ソフトの FS030Wは、現在のところ後継機種のFS040Wより使い安いと評判が良いです。
まず、Aterm MP02LNとは違い、1台で3キャリアの通信が利用できます。あなたが使いたいと考えたキャリアが簡単に使えるということです。
また、バッテリーの持ちも大変よく、公式では連続20時間の利用が可能と言うことです。これだけでもう十分と言う気がします。
実はFS030Wの人気の秘密は、バッテリーを外しUSBケーブルを接続した状態でも利用できることです。この利用方法においてバッテリーの老化防止にもなります。
その上、クレードルがあるためホームルーターとしての利用も可能です。
一般的な口コミで多いのは、FS040WよりFS030Wの方がモバイルルーターとして利用する場合、スムーズに利用できるという内容です。
FS030Wの価格はAmazonでは1万円を出たぐらいの値段です。また中古になると7千円台での販売からです。
総合的に考えると、前述のAterm MP02LN よりもFS030Wの優れている感じが個人的にはします。筆者も次は、富士ソフトの FS030Wを考えています。
デュアルSIMの端末の場合の使い方
2つ目の使用例の紹介です。デュアルSIMの利用ができる端末の場合です。
デュアルSIMの端末とは、1台の端末に2枚のSIMカード等が挿入及び利用が可能なスマホです。
このスマホに音声通話を利用するためのRtakuten UN-LIMIT Ⅵ のSIMカードを挿入します。もう一方には、データー通信を行うFUJI Wifi のSIMカードを挿入します。
また、デュアルSIM対応の端末の場合SIMカードを2枚挿入する代わりに、SIMカードを1枚ともう一方位のスロット(SIMカードを入れる場所)はe-SIM対応になっている端末もあります。
e-SIMとは、すでに端末本体にSIMが組み込まれていて¥ます。e-SIMを契約した通信事業者が発行するQRコートを読み込むことで、端末本体に組み込まれたSIMにSIMカードと同じ情報が書き込まれ利用できるシステムです。
この場合は音声通話を行うRakuten Un-LIMIT Ⅵ をe-SIMにし、データー通信を行うFUJI Wifi をSIMカードにします。理由は、FUJI Wifi においてはSIMカードのみの対応となりe-SIMの発行は行っていないためです。
その結果、e-SIM搭載のデュアルSIMの端末の場合、モバイルWiFiルーターを利用することなく1台で納めることができます。
ただし、デュアルSIMの端末のe-SIMにRakuen Link と他社のe-SIMのデーター通信を読み込ませることは可能ですが、利用はお薦めしません。
理由は同時に2つのe-SIMを稼働させることはできないため、Rakuten Link か他社のデーター通信e-SIMのどちらかしか利用できないためです。その辺りの詳細点は後述します。
楽天モバイルオリジナル端末の場合の使い方
楽天モバイルの取り扱い端末は、Rakuten Mini、Rakuten Hand、Rakuten Big、Rakuten Big s の4機種になります。
これらの端末は一般的な使い方を行っても、他の端末とは違います。
楽天モバイルのオリジナル端末は、e-SIM専用のシングルSIMスマホになります。e-SIM専用のスマホですから当然SIMカードのスロットはありません。
使い方としては、音声通話はe-SIMで契約することになります。そして、FUJI Wifi のSIMに関しては、別途モバイルWiFiルーターを利用することになります。
楽天オリジナル端末の2つの重大注意点
楽天オリジナル端末を利用する上での2つの重大な注意点をお話します。
他社e-SIMを使うと、通話が不通になる
e-SIMが利用できる楽天オリジナル端末は、先述のようにシングルSIM端末です。
従ってe-SIM自体は、楽天回線以外にも他社(IIJmio、LINEMO、povoなど)のe-SIM回線を読み込み、手動切り替えで利用することができます。
しかし、音声通話の回線を楽天モバイルにして(Rakuten Link)を利用した場合、e-SIMにて他社の回線を利用中になると、楽天モバイル回線に通話着信があっても届きません。通話を送信した側には、不通音(話し中)が流れます。
理由は、あなたの端末がe-SI利用の楽天モバイルの音声通話可能な電話番号ではなく、他社のe-SIM対応の電話番号の接続になっているからです。
そういう意味で音声通話が多い方には、他社のe-SIMの利用はあまりお薦めできません。
VoLTE の対応は楽天回線
楽天モバイルオリジナル端末を利用した場合の音声通話は、VoLTEの対応が楽天モバイル対応のみになります。他社(docomo、au、SoftBank)のe-SIMの音声通話のVoLTEには対応していません。
従って、音声通話においては必然的にRakuten UN-LIMIT Ⅵ を利用することになります。
楽天モバイルの専用通話回線のRakuten Link のところでVoLTEに関してはお話をしています。良ければ以下の記事をご覧ください。