楽天モバイルは非常に人気があるようです。
特にデーター量のプラン内容とそれに関する料金の関係が良いらしく、多くの方々が楽天モバイルの安さを実感されているのではないでしょうか。
実際に筆者も利用してみて、非常に料金の安さには最初は驚きました。データー量の使用を1GB未満にして利用していたところ、楽天モバイルの宣伝文句の通り月額料金は0円になるからです。
料金が発生したとすれば、「0570」などにTELした時に発生する通話料金だけでした。
ところが、楽天モバイルをメインで利用している期間9ヶ月を持って、楽天モバイルからIIJmioに乗り換えました。
今回は料金がほとんど0円で利用していたのにも関わらず、楽天モバイルを辞めた理由をお話していきます。
楽天モバイルとFUJI Wifi の組み合わせで利用していた
筆者のモバイル通信の利用方法は1社の利用のみではなく、複数の通信会社を利用しています。多い時は、合計3社を同時に利用していました。
現在のところは通話プランを中心とした通信会社と、データープランの利用のための通信会社の2社を利用しています。
楽天モバイルは、当時では通話プラン専用で利用していました。ちなみにデーター通信においては、現在においてもFUJI SIM を利用しています。
楽天モバイルとFUJI WIFIの組み合わせは格安です
楽天モバイルの利用はあくまでも通話専用するため、無料で利用できるRakuten Linkを利用していました。そしてFUJI SIM のデータープランは、筆者にとってはまるまる1ヶ月を過ごすのにはちょうど良いデーター量である30GBのプランを利用しています。
当時のモバイルに関する月額料金は、FUJI SIM の利用料金のみの2,310円です。
この通信プラン作戦と料金を見て、筆者自身非常に安いプランであると自負しておりました。
但し楽天モバイルの利用は当然スマホを利用していましたが、FUJI SIM の利用においてはモバイルwifiルーターを利用しています
楽天モバイルの休眠回線にも該当しなかった
楽天モバイルは2021年7月1日より、「最初の1回線において180日間の利用が全くない場合は、休眠回線として扱い、同社で利用停止にする」と、規約改定を行いっています。
これにおいても、通話は当然のことRakuten Linkを利用していますし、1GB未満の利用になるようにデーター通信も利用していたので休眠回線には該当しませんでした。
余談ですが、1GB未満のデーターを利用していた状況は、モバイルルーターの電池が切れや、ルーターの電源が落ちているのに気が付かなかった時に利用した程度のモノです。
楽天モバイルを卒業してしまった理由
表題にもあるように今回筆者は、楽天モバイルからIIJmioに乗り換えました。
私の利用方法は、先ほども申し上げた通り楽天モバイルの利用は、通話のみでデーター通信はほとんどと言ってよいほど利用していません。
ですから楽天モバイルを卒業した理由は、通話に関係するものです。
ちなみに、楽天モバイルを利用していた間の利用端末機種は、Rakuten BIGです。
楽天モバイルの通話回線が問題であった
楽天モバイルの通話状況をいきなり「ダメ!」と、判断したわけではありません。最初はRakuten Link の利用の中止から始まり、最終的に楽天モバイルの通話が利用できないと判断した次第です。
その辺りの詳細をお話します。
Rakuten Link の利用を辞めた理由
Rakuten Link の利用を中止したのには、第一にRakute Linkの通信状況によります。
このあたりの詳細においては、以下のブログで細かくお伝えしています。お時間や興味のある方は、ご覧になってください。
と、申し上げて終わるのも味気ないので、簡単にRakute Linkを使わなくなったことをお話します。
Rakuten Link は、データーセーブを行うと、「非通知」モードが発動します。要するに、楽天モバイルの回線をOFFにしてしまうと、通話先の相手は当然のこと、着信があった場合にも「非通知」の表示がされます。
では、「データーセーブをしなければよいのではないか」と、言うことになりますよね。しかしRakuten BIG自体が規定の温度を超えるとセーフティーモードに切り替わり、楽天モバイル回線をデーターセーブしてしまうのです。
これに気が付いて手動でデーターセーブを解除できれば問題ありません。しかし、夏を中心に発動することが多いのですが、何分いつ起こるか分からない分対応に苦慮してしまう状況でした。
また、Rakuten Linkの通話音声においても、決して良いとは言い難い状況です。利用する端末や使用状況によって大きく左右することがあるでしょうが、筆者の場合あまりにも通信が途切れることが多い状況でした。
これらの状況を踏まえてRakuten Link の利用を中止しました。その時、楽天モバイルから「10分かけ放題」のオプションが登場しました。
その結果定額料金を支払っても、通話時間を考慮したところ料金の元が取り戻せると判断し、「10分かけ放題」を契約した次第です。
Rakuten BIGの通話アプリが稼働しない
楽天モバイルの「10分かけ放題」は、1,100円/月で利用できます。通常の通話料金22円/30秒で計算をすると、25分/月以上の通話で元が取り戻せることになります。
筆者の場合月の通話時間は簡単に25分を超えるため、何も問題はありませんでした。
一方端末の方はというと、相変わらずRakute BIG を利用しおります。しかしこのRakuten BIGは、悪い意味での当たりであったのか利用を半年過ぎるころから、インストールされているアプリにおいて通常稼働をしないことがチョクチョクありました。
例えばアラーム機能のアプリです。時間を設定しても設定した時間にには稼働しない。あるいは設定していない時間にアラームが鳴る、などです。
他にもデフォルトでインストールされているアプリが、時々稼働しないことがありました。
そして通話アプリにおいて稼働しない状況が、とうとう発生してしまいました。症状としては、こちらから電話を掛けると通常に先方に繋がるのですが、先方からの着信は反応しないというものです。おそらく端末の問題であろうと思われます。
楽天モバイルからの端末購入の拒否
この状況が続いたためRakuten BIG の利用を辞めることにしました。
まだその段階では、楽天モバイルから他社に乗り換えるつもりはありませんでした。そのため再度楽天モバイルから端末を購入する手続きを取っております。
しかし楽天モバイルからの返答は、端末販売の拒否でした。理由の詳細は通知されていません。しかし拒否の真相は、Rakuten BIGの支払いが残っているからか、あるいは転売のための購入と判断されたためかのいずれかでしょう。
このままRakute BIG を使い続けるのは仕事にも支障がでます。
楽天モバイルから端末を購入できないのであれば、とりあえずMNPを利用して安く購入できる格安SIMでも探して乗り換えることにしました。
その結果IIJmioに乗り換えることにし、同時に端末の購入も行いました。
楽天モバイルからIIJmioに乗り換えた
現在楽天モバイルの利用を振り返ってみると、Rakuten Link の利用に関しては、無料通話ができので大いに活用できるアプリですね。
また、筆者のように他社と併用して利用するのではなく、通常に楽天モバイルのギガの利用(ギガを有効に使う)をするのであれば、何ら問題のないアプリです。但し、通信状況においては個人差があるため、一概に良いとも悪いとも言えません。(筆者の場合は、途中から悪いと判断した。)
10分かけ放題に関しても他社と比較すると若干高い料金ですが、すくに元が取れる料金です。Rakuten Link以外で利用するのであればお奨めします。
実際に楽天モバイルを利用していて特に悪い印象はありませんでした。いずれ近いうちにまた楽天モバイルに帰るつもりでおります。