WiMAXを使って知った事前に絶対に知っておきたい5つの項目

WiMAX

この記事を読んでいただいている方は、多少でもWiMAXに興味がある方もいらっしゃるでしょう。

実際に利用するまでは、「WiMAXを使ってみたいな。でも、詳しいことがわからない」とか、「WiMAXを使ってみたいけど、本当に電波はつながるのかな?」また、「WiMAXを契約してみようと思うが、プロバイダーや違約金に関して、どこが良いのかわからない」と、言った不安や心配がありませんか。

と、言うことで、実際に私が、WiMAXを利用して実感したことを、今回報告いたします。料金に関係することは当然として、実際に利用してみて後悔しない方法をアドバイスします。

今回の話を事前に知っておけば、仮にWiMAXを契約しても、納得して契約できます。

では、早速始めましょう。

尚、WiMAXの契約に関するプランは、「ギガ放題プラン」(月間データー使用量が制限なし)の利用を対象にしています。また、解説通信名は「WiMAX」と表記していますが、記事内容は、現在販売されている「WiMAX2+」に関するものと限定します。

WiMAXを利用前(契約前)に承知しておくこと


WiMAXを契約する場合、契約前に知っておいた方が良いことを、まずはお話します。「この内容を知っているとWiMAXを契約しなかったのに」と、言う方もいらっしゃるかもしれません。

是非、参考にしてください。

契約期間が2年間から3年間に移行

私がWiMAXを契約した時期は、まだプロバイダー全体がほとんど2年契約の時代でした。現在(2019年3月)は、ほとんどのプロバイダーが3年契約を行っています。

そして、2018年に発売された、ルーターの新機種の利用を前提とする契約は、3年契約のみとなっています。

従って、現在のWiMAXの契約は、3年契約であると認識してください。しかし、この3年契約は、実は「3年縛り」という意味になります。結構長いです。

もし、この契約期間中(契約履行期間が3年未満の場合)に契約解除を履行すると、違約金が発生します。

その違約金とは次のような内容になります。

契約を途中で解約すると、解除金・違約金が発生

契約途中解除で発生する解除金は、端末発送月の翌月から起算した利用月間で違いがあります。下の表をご覧ください。

私が現在利用しているプロバイダーの「BroadWiMAX 」と、月々の通信料金とキャンぺーンのキャッシュバックを考えると、最も安いとされているプロバイダー「GMOとくとくBB」を比較してみました。

1ヶ月~12ヶ月13ヶ月~24ヶ月25ヶ月~36ヶ月更新月38ヶ月以降
BroadWiMAX19,00014,0009,50009,500
GMOとくとくBB24,8009,50009,500

このように、25ヶ月~36ヶ月目以降は、9,500円で同じですが、多くのプロバイダーが、「BroadWiMAX」の様に、3段階に解除金が分かれています。「GMOとくとくBB」の様な2段階式は、このプロバイダー1社です。

そして、25ヶ月~36ヶ月目以降は、ほとんどが9,500円で同じです。

しかし、「BroadWiMAX」の場合は、24ヶ月以内の解約の場合、「Web割キャンペーン違約金」として、9,500円が別途徴収されます。

従って、「BroadWiMAX」の場合、契約解除料金+Web割キャンペーン違約金と、なります。解除料金と違約金の合計は、1ヶ月~12ヶ月は28,500円 、13ヶ月~24ヶ月は23,500円の実質の支払いになります。

他のプロバイダーの場合、「Web割キャンペーン違約金」は、発生していません。表にある「BroadWiMAX」の解除金額、1ヶ月~12か月19,000円、12か月~24ヶ月は14,000円と、同じ金額になります。

解除金の額が、まだそれほど落ち着いている状態ではありません。ですから、契約前には必ず解除金と、違約金に関しては、十分理解をしておいてください。

では、次に手数料や月々の料金等を見ていきましょう。

WiMAXの月額料金はデメリットになるか

月額費用はプロバイダーにより様々

まず、主要WiMAX取り扱いプロバイダーの月々の料金をまとめてみました。以下の様になります。

事務手数料初月1ヶ月目~2か月目3ヶ月目~24ヶ月目25ヶ月目以降キャッシュバック金額支払い総合計月額平均
GMO トクトクBB月額割引3,000円2,170円 日割り2170円3480円4263円5,000円120,660円3,352円
キャッシュバック3,000円3,609円 日割り3,609円4,263円4,263円37,000円118,160円3,282円
Blord WimAX3,000円2,726円 日割り2,726円3,411円4,011円0円131,626円3,657円
BIGLOBE3,000円0円3,695円4,390円4,390円30,000円129,310円3,592円
@nifty3,000円0円3,670円4,350円4,350円30,100円128,141円3,559円
So-net3,000円0円3,620円3,620円3,620円0円133,320円3,703円
UQ WIMAX3,000円3,696円3,696円4,380円4,380円0円158,628円4,406円

(※ 支払い総合計額は、36ヶ月の支払い料金から、キャンペーン金額を差し引いたものです。)

右端の支払い総合計額からみると、最もお勧めなのは、「GMOトクトクBB」のキャッシュバックキャンペーンのプラン(赤字)になります。

次いで、おススメなのが、同じく「GMOトクトクBB」の「月額割引」プラン(緑字)になります。

この「GMOトクトクBB」のキャッシュバックプランの実質支払い平均金額は3,310円になります。単純計算をしても、WiMAXを契約することで、月々3,310円ほどの出費が追加されます。

2019年3月現在では、最も金額面でお勧めされるプロバイダーは、「GMOトクトクBB」です。

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スマートフォンの料金+WiMAXの料金

WiMAXだけを持っていてもなんの意味もありません。スマホがあって初めて、利用価値があります。

今度は、スマホと抱き合わせてWiMAXを所有する場合を、考えてみます。

ところで、あなたのスマートフォンは、キャリア(docomo、au、SoftBank)を利用されているでしょうか。それとも、格安SIMを利用されていますか。

もし、あなたのスマートフォンがキャリアの場合、WiMAXを契約するとスマホと合わせると料金は、1万円を超えるでしょう。

そうなると、ちょっと通信費の出費に大きな負担がかかってしまいますよね。ですから、キャリア契約の方には、格安SIMの契約の場合の方ほど、月々の通信費の面からはWiMAXをお勧めしません。

格安SIM(MVNO)を利用している場合は、プランによります。WiMAXを利用している場合は、ほとんどのスマホのデーター容量の使用は無いと考えます。従って、データー容量が1GBの契約でも大丈夫です。

例えば、UQmobileのプランSなら、データー容量3GBで1,980円です。LINEモバイルは、コミュニケーションフリープランのデーター容量3GBで1690円です。

LINEフリープランにおいては、データー容量1GBで月額1,200円になります。

このように、スマートフォンの利用会社を格安SIMの最低データー容量の契約にすると、WiMAXの契約をしたとしても、双方合わせて5,500円~6,500円の間で納まるようになります。

格安SIMを利用している場合は、WiMAXを利用していてもまだまだ、キャリア利用時よりも安く済ませることができます。

以上の理由で、金額面から考えると、格安SIMを利用している方に、WiMAXをお勧めします。

では、多く見積もって月々4,300円ほどの料金を払って利用する、WiMAXの使い勝手はいかがなものでしょう。

サービスエリアに関して

サービスエリア判別方法

さて、お金の問題と同じく、重要な事は、WiNAXが利用できるエリアの問題になります。まずは、あなたの住所地の状態を確認してください。

確認においては、次の <WiNAXが利用できるエリア> をクリックしてください。

次に、 <サービスエリアマップ>と、<ピンポイントエリア判定>の2種類のエリア確認方法があります。対象は、 <WiMAX2+>を選択してください。

<サービスエリアマップ>は、以下の様な地図上の色で利用可能か否かの判断をしています。

WiMAXの利用可能地域

ある程度は、お解りいただけたと思いますが、ピンク色の着色がされているところが、WiNAXの通信可能エリアとなります。その他の白あるいは、グレーの部分は、通信不可のエリアとなります。

また、<ピンポイントエリア判定>は、以下の様に表示されます。

WiMAX利用判定

判定は、◯(利用可能)、△(圏外になる可能性あり)、×(利用不可能)で、判別されます。

実際の利用範囲

このように利用範囲を見てみると、自宅や、会社、自分が利用している施設などのほとんどが、ピンク色でおおわれています。

また、ピンポイントエリアの判定でも、まず×の判定は出ません。

ところが、実際は大きく違います。

私の住んでいる静岡県の町では、ほとんどの地域が、ピンク色でおおわれています。私の自宅も、当然ピンク色でおおわれています。

自宅はWiNAXの利用が出来るのですが、自宅から2㎞ほど北に向かうと、ピンク色のエリアですが、まったくWiNAXの電波は届かなくなり、もう1㎞ほど北に行くと、WiNAXは圏外になってしまいます。

片道2車線の国道の幹線道路でも、WiNAXの利用が出来ない場所があります。旧道などに入ると、全くつながっていません。

しかし、サービスエリアマップやピンポントエリア判定では、ピンク色に着色してあったり、◯印であったりしています。

とにかく、このサービスエリアマップとピンポイントエリア判定を信じて、WiNAXの利用を決めたのは、あまり良くありませんでした。また、UQコミュニケーションズはKDDIグループの一角なので、WiMAX2+の電波は、auの電波と同じく広範囲でつながり安心できるものと、思いこんでいました。

実際のところ、外出時に一応はWiNAXを必ず持って出かけますが、自宅でWiNAXを利用している場合が多い状況です。

本当に建物には弱い

WiNAXの利用エリアの他に強く感じるのは、本当に噂通り建物の中にいると、「弱い」と、いう事です。

特に、鉄筋の建物においては、通信電波を通しにくく、圏外までいかないにしても、アンテナは1本も立っていない状態が多々あります。そのような状態の時は、やはりWiNAXを利用してWebサイトの閲覧は出来ません。

先日、東京の渋谷に、仕事で行きました。目指す目的地は、渋谷ヒカリエの近くです。
WiNAXは、関東圏に入るとガゼン電波が強力になります。渋谷で電車を降りても、変わらずアンテナ総立ち状態です。
7回建てのビルの一室に通された時、WiNAXの様子が目に入りました。なんと、アンテナは一本も立っていません。やはり、ビルの壁に電波が遮断されているのでしょう。帰りにビルから出る時、どの時点でWiNAXが繋がるか、確認しながらビルを出ました。案の定、ビルの自動ドアを出た途端、いきなりアンテナが総立ちになりました。

と、言うように、WiNAXは建物の状態においては、電波が遮断されます。

では、WiNAXの電波を、遮断しない建物の状態は、どういったものなのでしょう。

私の、経験から言えば、木造の建物に関しては、そうではないようです。私はWiNAXを、自宅の建物の中で使用しています。私の自宅は、木造家屋です。また、他の木造建物の中でも、WiNAXを利用することができます。

また、天候にも左右されます。晴天の時は、自宅内で使用していても調子は全開でアンテナもフルに立っています。ところが、天候の悪い日は、アンテナの状態は、半分ほど立っているだけの場合が多いです。

このように、建物と天候に左右されると、WiNAXの利用は非常に使いづらいです。

この状況は、WiMAXの電波の性質上、仕方のないことなのです。

WiMAXは周波数が高い電波です。WiMAXの電波が高周波である事は、次のようにイメージして下さい。

WiMAXのような高周波の電波は、真っすぐに届く習性をもっています。そのため電波は曲がりにくく、障害物を回り込んで届くことはできません。都心でも、ビルの陰や谷間にいるとWiMAXは、回り込んで電波を届けることが非常に困難です。ですからWiMAXの端末のアンテナが、立っていないことが多々あります。

また、周波数が高くなると波長は短くなります。波長が短いと、電波は反射されやすくなります。

WiMAXは波長が短いため、建物などの壁を通り抜けることができず、壁で反射されるため、屋内では電波が届かなくなってしますのです。また、天候が悪いと、電波は雨にも反射されてしまいます。

このような理由で、ルーターのアンテナが立たなくなるのです。

実際の利用速度

WiNAXの速度は

WiNAXの売りは、ダウンロードの最高速度が708Mbpsという事です。

具体的にお話すると、動画のダウンロードや視聴などが最高画質の状態でとても速く、快適であるという事です。

この最高速度の708Mbpsは、UQコミュニケーションズの注釈にもある通り、様々な条件がそろった段階で発することができる理論上の数値とされています。

この様々な条件がそろった状態というのは、

  1. WiNAXの機種が708Mbpsの速度に対応しているものであること、
  2. 電波を遮断するものがないこと
  3. 指定された場所であること
  4. 708Mbpsの速度が出るほど、WiNAXの利用者が少ないこと

以上が、最高速度708Mbpsを出すための条件になります。

実際の速度はどうか

では実際、その他の地域では、どれほどの実数値が出るのでしょう。いろいろな時間帯と場所で計測してみました。

場所にもよりますが、やはり混雑の時間帯(18:00~20:00)は、4Mbps台まで落ちてくることもありました。しかし、静岡県で最高、18.59Mbpsほどのスピードがありました。平均的には、9.4Mbpsほどです。

この最高速度は、格安SIMの中で最高速度がでるといわれるUQmobileのスピードと、ほとんど変わらないスピードです。と、言ってしまうと、高速通信が売りのWiMAXの価値が、混雑時には通信速度が遅くて、ストレスが溜まる格安SIMのイメージに染まってしまいますね。

しかし、実際はそのような状態です。

但し、平均9.4Mbpsの速度の場合でも、動画のHD画質(よくNHKなどで言われるハイピジョンの事)は、普通に視聴できます。

結論は、WiMAXは、最高速度は理論数値のため、実際に利用者には関係ない。しかし、実際の利用スピードでも、高画質の視聴などの利用に全く問題なく対応できます。

WiMAXで後悔しないために


では、あなたはWiMAXを利用しない方が良いのでしょうか。以下の事を参考にして考えてください。

一番心配したのは電波がつながること

金額的なものは実際に、あなたがご自身でネットで調べてみても簡単にわかります。

一番大切な事は、「電波が届くかどうか」、と、言うことです。これが、最も重要なのですが、最も不明瞭な要素になります。

私の経験からも、エリアマップや、ピンポイントエリア判定で確認しても、実際に使用してみないと、本当に電波を受け付ける地域なのかわかりません。
そのため、契約後にWiMAXを利用しようとしても、「電波がモバイルルーターに届いていない!」となると、全くの利用価値がありません。あるのは、「WiMAXを使うのやめておけば良かった」と、言う後悔だけになります。

そのような状況にならないための方法を、紹介します。

Try WiMAXの利用

UQコミュニケーションズには、「Try WiMAX」というサービスがあります。

これは、15日間WiMAXを、お試しという形で利用できるサービスです。しかも、無料で体験できます。

WiMAXを検討している方は、このサービスを利用して、あなたの生活状況にWiMAXが合っているか、合っていないのかを、確認することができます。具体的に言いますと、あなたの行動範囲の中で、WiMAXの電波がしっかりと入っているかどうかを、見極めるためのサービスと考えてもよいでしょう。

WiMAXの場合、先にも述べた通り、使用可能エリアになっていても、ルーターにWiMAXの電波が届いていないという事が、多々あります。契約する前に、電波の状況を確認することは、とても必要なことです。

但し、この「Try WiMAX」のサービスは、UQコミュニケーションズのみで取り扱っています。他の、WiMAX取り扱いサービスプロバイダー(So-net、ブロードWiMAX、など)では、取り扱っていません。

⇒ UQ WiMAXのページはこちらから

このサービスを受けるにあたり、次の点に該当する方が、サービスを受けることができます。

  1. 日本国内に住んでいる20歳以上の方
  2. 過去180日以内に、「Try WiMAX」のサービスの利用が無い方
  3. 過去に「Try WiMAX」のサービスを利用し、機器の返却をされた方
  4. 自分のクレジットカードを登録可能な方(デビットカードは不可)

また、「Try WiMAX」のサービスを受けるにあたり、次の物が必要になります。

  1. 契約者の有効なクレジットカード(デビットカードは不可)
  2. 連絡先のメールアドレス
  3. SMS対応の携帯電話番号、あるいはキャリア(docomo,、au、SoftBank)のメールアドレス

です。

なぜ、無料でお試しが出来るサービスなのに、クレジットカードが必要な理由は、レンタルしたルーターを返却しない人がいるらしいです。そのため、万が一貸し出し機器(ルーター)の返却がされないと、クレジットカードから、レンタルした機器の代金を徴収するためです。

⇒ Try WiMAXについての、詳細、申し込みについては、こちらになります。

携帯電話やキャリアメールをお持ちでない方(格安SIMを利用されている方)は、ネットからの申し込みではなく、書面からの申し込みになります。その時、本人確認書類も必要になります。

⇒ 本人確認書類等の詳細は、こちらになります。

はやり、犯罪に利用されるケースもあるからでしょう。

契約後のキャンセル

契約を交わし利用した場合のキャンセルは、初期契約解除という手法で契約を解除することもできます。例えば、UQコミュニケーションズの場合は、次のようになります。

ご契約のUQ通信サービスが利用可能になった日又はお客様が契約書面を受領した日のいずれか遅い日から起算して、
8日を契約するまでの間、書面により本契約の解除を行うことができます。この効力は書面を発した時に生じます。

初期契約解除の場合は、8日間という短い時間で手続きをすることが必要になます。この手続きは、契約をしたそれぞれのプロバイダーに申請することになります。

ほとんどのサービスプロバイダーも、上記の様な内容になっています。

しかし、それぞれのプロバイダーのホームページに、「初期契約解除」のページがあります。あなたが契約をしたプロバイダーのホームページで、必ず「初期契約解除」について確認してください。

ハイスピードプラスエリアモードについて

ハイスピードプラスエリアモードとは

「ハイスピードプラスエリアモード」って、いきなり耳にすると、「なんのことだ⁉」となりますよね。

これは、WiMAXの電波が届かない場所では、WiMAXの代わりに、auの電波(au 4G LTE)を利用するサービスです。

例えば、地下街や先ほどお話した建物の中、あるいはWiMAXの通信エリア外など、WiMAXの電波が届かない場所では、au 4G LTEに切り替わり、WiMAXの代わりに通信を行うサービスです。

WiMAXの通信エリアは、auの通信エリアより実際狭いです。ですから、auの電波がWiMAXの通信出来ない部分を補ってくれるので、実際は、auの通信エリアを網羅しているのと全く同じです。これなら、WiMAXのサービスがつながらなくても、通信ができなということは無いでしょう。

但し、データー使用量は、月間7GBまでです。

ハイスピードプラスエリアモードの契約

ハイスピードプラスエリアモードは、利用料金が1,005円/月になります。

このハイスピードプラスエリアモードの月額料金が、0円になる場合もあります。WiMAXを取扱っている、すべてのプロバイダーが該当します。

WiMAXの契約を3年以上のコースにすると、月々の「ハイスピードプラスエリアモード」の料金が無料になります。

WiMAXの利用2年コースにすると、「au 4G LTE」は利用できますが、月々1,005円の利用料金が発生します。

3年間、WiMAXを使い続けるという方、WiMAXの電波が入りづらい場所によく行く人などには、とてもおススメです。

ハイスピードプラスエリアモードの大きな条件

ハイスピードプラスエリアモードに関しては、私は、利用していません。理由は、ハイスピードプラスエリアモードについては、私にとっては大きな条件があるからです。

その条件とは、ハイスピードプラスエリアモードのデーター使用容量は7GBです。その7GBを超えた場合、速度制限が発生します。その場合の通信速度は、128Kbpsまで落ちてしまいます。

これだけならまだ契約をして、月々1,050円を追加で支払うか、あるいは1,050円/月をフリーにするため、3年契約にしても良いと、紹介ページを見た最初は考えました。

しかし、実際に契約をしなかった理由は、「ハイスピードプラスエリアモードの利用データー量が7GBを超え速度通信制限が適応された場合、WiMAX通信も同時にその通信制限を受けるようになる」と、言うことがあるからです。

ハイスピードプラスエリアモードだけが、通信制限を受けるのは十分に理解できるのです。しかし、私の様に、地方に住んでいて、WiMAXの電波が途中で途切れてしまうことが多く、ハイスピードプラスエリアモードに頼ることが多いかもしれない場合、WiMAX2+までが通信制限を受けてしまうのは、WiMAXを利用している意味がないと、考えました。

そのため、私はハイスピードプラスエリアモードは利用していません。

また、利用料金の1,050円/月の金額を0円にするために、3年契約は、少し長すぎるだろうとも考えました。

WiMAXを利用しての私の報告 まとめ

以上、私のWiMAXの利用状況から、実際のWiMAXについて、お話をしてきました。

私の個人的会見からすると、都心に在住の方、あるいは職場がある方には、WiMAX+は大変おすすめの商品です。しかし、私の様に地方に在住・在職する場合においては、経験上非常に使い辛く、場合によっては意味をなさないこともあります。

また、東京23区ではありませんでいたが、東京都の市部あたりに来ると、WiMAX+が受信できない場所もあります。

このように、あなたの生活に合わせたようにWiMAXが利用できるかどうかが、最大の問題になります。ですから、もしWiMAXを利用しようと考えている方は、紹介いたしました「Try WiMAX」を必ず利用して、確認を行ってください。

私の場合は、契約してから現実を知ったので、「とりあえず2年は使おうか」と、腹をくくりました。もうすぐ、無料機種交換の時期がやってきます。機種交換をすると、次の契約期間3年が自動的に更新されてしまいます。

最新のルーターの機種も欲しいところですが、現在は思案中です。

ここまでのお付き合い、ありがとうございました。