キャリアを始めとして、ボチボチとe-SIMに対応するプランを格安SIMでも販売するようになってきました。
2023年4月現在では、キャリアを含めると11社ほどの通信会社が取り扱っています。11社もあるのです。意外とe-SIMの広がりが速く進んでいるようにも見えます。
そんな中であなたが仮にe-SIMを使う場合、どんな通信会社がどの様なプランを提供しているのか、あるいは料金的な問題、そしてどこのe-SIMプランがが自分に合っているのか、わずか11社ですが迷う可能性は多々あります。
当然各社が提供しているe-SIMプランには、同じように見えますが特徴があります。今回は主に筆者が実際に利用してみたe-SIMについてと、まだ利用はしていないが期待できるe-SIMプランを紹介いたします。
その他に、e-SIMを利用する場合の注意点を紹介いたします。
e-SIMって何、メリットは何?デメリットはあるの?
まずはe-SIMってどのようなモノなのか、私たちの身近な範囲においてお話していましょう。
e-SIMの姿
私たちはスマホにSIM(カード)を利用することで、通話を行ったり、データー通信(ギガを利用する)が出来ます。
そのSIMは、今まで主に利用しているのは物理SIMカードです。スマホのカードスロット(SIMカードを入れるところ)に挿入して利用しています。カードスロットは、デュアルSIMスマホでも多くて2枚挿入するのが限度です。
ところがe-SIMとは、すでにスマートフォンに内蔵されたSIM(SIMカード)のことなのです。このスマホに内蔵されたSIMにあなたの契約した情報等を書き込むことにより利用できます。
あなたの契約情報を書き込む方法は、QRコードで読み込む方法が一般的です。
使ってみて実感したe-SIMを使うメリット
実際に利用した経験からe-SIMのメリットを紹介します
複数の通信会社のSIMを1台の端末で利用できる
最も身近にあるメイリットは、3社以上の通信会社の電話番号を1台の端末で利用することが出来ることです。
SIMカードの場合カード1枚につき1社の通信会社の契約情報等を書き込むことしかできませんが、e-SIMの場合は、予めスマホに内蔵されたSIMであるため、複数の通信会社の契約情報等を書き込むことが出来ます。
2つまでの回線を利用するだけであれば、SIMカードを2枚挿入できるデュアルSIM型のスマホでも対応できますが、3回線以上の回線を設定するのであればe-SIM対応の端末でないと利用できません。
筆者の場合サブ回線の利用を考慮しているため、3つの電話番号のSIMを利用しています。
音声通話専用SIM、データー通信専用SIM、そして音声通話・データー通信のサブ回線SIMと言う状況です。
e-SIMはすぐに乗り換え等ができる
e-SIMに書き込まれた回線利用の情報は、書き込みや消去、そして書き換えが簡単にできます。
そのため使わなくなった電話番号の消去、あるいは新しい端末に買い替えた時の電話番号等の書き込みなどは自宅に居ながらその場で行えます。SIMカードのようにSIMカードが手元に到着するまで2~3日の間待つのではなく、自宅に居ながら長くても10分から20分で利用できるようになります。
筆者も書き換え・書き込み等を行いました。特にキャリアのe-SIMの対応は速く。10分掛からずに乗り換えが完了しました。またMVNOでも簡単に素早く書き換え・書き込みができる通信会社があります。後ほど紹介いたします。
筆者が利用した、IIJmio、povo2.0、楽天モバイルのe-SIMは、申し込みから利用できるまで5分ちょっとの時間で終了しました。
e-SIMを実際に利用した上でのデメリット
では、次に実際にe-SIMを利用してみたところ、感じたデメリットを紹介します。
e-SIM対応端末が限定されている
SIMカードを2枚挿入できるか、あるいはSIMカードとe-SIMの両方に対応している端末、いわゆるデュアルSIMに対応しているスマホは、多くの端末が販売されているようになりました。
SIMカードを2枚挿入できる端末は、現在当たり前のように販売されていると言っても良いほどです。
一方、e-SIM対応のスマホ端末は徐々に増えていますが、まだ十分にe-SIMに対応している状況ではありません。
また当然ですが、古いAndroid端末やiPhone(iPhone x以前の端末)などは、e-SIMには対応していません。
このように現状はe-SIMに対応している端末を利用する場合、まだ限られた端末になってしまいます。
筆者は現在Motorola社の「moto g52j 5G」を使っています。Motorola社の端末ではデュアルSIM対応は多く販売されていますが、ほとんどがnanoSIM2枚を称するデュアルSIM端末です。
筆者も購入時にMotorola社の端末をいろいろ見たのですが、e-SIM対応の端末は現在この1機種のようです。
e-SIM自体はデュアルSIMではない
e-SIMは前述した通りスマホ本体に内蔵されたSIMに、あなたの契約内容を書き込むスタイルで利用することが出来ます。
多くのスマホ端末は、SIMカードとe-SIMを利用する形を取っています。しかしSIMカード部分を利用せず、e-SIMにahamo(docomo提供)やpovo2.0(au提供)、LINEMO(Softbank提供)の3社のプランを書き込むことが出来ます。
ここまではメリットで紹介しました。
しかし、この書き込んだ3社においては、同時に利用することが出来ません。デュアルSIMと言うスタンスを取っていますが、デュアル(2つのモノ)として同時に利用できるのは、SIMカードとe-SIMのことを言います。
(尚、ここでの同時に利用するという意味は、データー通信中に電話が掛かって来る、あるいはその逆のことを言います。)
e-SIMに書き込んだ通信会社の回線は同時に使えないというのは、設定している通信会社のe-SIMは通話やデーター通信ができますが、設定していない通信会社のe-SIMは電話が掛かってきても掛かってきたことすらわかりません。当然掛けた相手も、繋がらない状態です。
e-SIMに設定している回線を切り替えるのには、手動で設定変更をする必要があります。この設定変更は簡単な方法で出来ますが、都度それを行うのは徐々に面倒になりますね。
e-SIM自体はデュアルSIMではなく、シングルSIMと考える必要があります。
しかしそろそろe-SIMでも、デュアルSIMとして利用できる状態が作られつつあります。
お奨めのe-SIMプランはこれだ
では、e-SIMの概要をお話したところで、筆者がお奨めするe-SIMのプランとそれを取り扱っている通信会社を紹介します。
ahamoは全体的にお奨め
多くの方がご存じでしょうし、また利用者も多いのではないでしょうか。
ahamoのお奨めはSIMカードやe-SIMの利用に関係なく、料金と通信環境の良さを考慮したものです。
料金プランの内容は、データー通信容量は20G/月利用でき、5分間無料通話が標準で提供されて2,970円なのはキャリアの中でも最安値です。
筆者はahamoを利用していますが、現在はあえてSIMカードで利用しています。特に意味はありませんが、ahamoでは通話は行わずデーター通信を中心に利用しているためです。良いと感じたデーター通信のプランが他社から提供されれば乗り換えるためです。
また月内に20GBのデーター量を使い切っても、速度制限時に1Gbpsの速度が出るのため、大抵のことはできるので心配いりません。実際に1Gbpsの速度で利用したことがありますが、特に問題なかったです。
e-SIMのお奨めも当然ですが、ahamoの場合はe-SIMだけでなく料金、電波状況など、全体を通してもお奨めです。
ahamoの料金を始めとする詳細等はこちらをタップしてください
povo2.0はうまく使いこなせれば最強
povo2.0はサブ回線として利用するには、最も適しているプランです。
povo2.0の契約は通常のサブスク制ではありません。初期契約を行った時点では、通話のみが利用できます。初期契約後、自分が必要だと思う時に必要な分だけのデーター通信容量を購入するシステムです。
データー通信料においては通常であれば、月の初日から月末までが利用データー量の使用期間とその料金になります。しかしpovo2.0の場合は、日にちに関係なく契約した時点から、そのデーター量と利用期間が開始されます。
そのためデ―ター容量の購入が無く、電話を掛けることをしなければ、月額料金0円でpovo2.0を保持することが出来ます。そのため通信障害等の発生時に備えての回線(サブ回線)としての利用に適しています。
但し月額料金0円で利用できるのは180日間です。この期間内(最後に期限が切れるトッピングの有効期限の翌日まで、またはpovo2.0のSIMを有効にしたひから起算した日数)までに、有料のトッピング等の購入が無ければ、利用停止になります。
但し、180日の間に通話料金とSMSの送受信の料金の合計が、税込み660円を超えている場合は利用停止の対象外になります。
実際筆者も一時期メイン通話回線で利用していたため、データー容量は購入せず通話オプションの「5分以内かけ放題」のみで使っていました(e-SIMで)。
どの後サブ回線としての利用に移りましたが、コンテンツを220円で購入し、半年間以上利用しました。
povo2.0の料金を始めとした詳細はこちらをタップしてください。
LINEMOはギガの利用が少ない方にお奨め
ahamoと同じく20GBまでのデーター量が利用できるプランが、最初に提供されました。しかしその後LINEMOは、3GBで990円と言うプラン(ミニプラン)を別途販売しました。
このミニプランは、「月々のデーター量が20GBでは多する。だからもっとデーター量が少ないプランが欲しい。」と、言う方へのプランです。当然、利用できるデーター量が少ないため、料金もそれなりに安く設定されています。
当然e-SIMでの提供もされています。
但しahamoとは違い、基本スタイルでは「5分以内の国内通話が無料」と、言うサービスは有料(550円)です。しかし、現在のところLINEMO加入からりよう13ヶ月目までの期間は、無料で提供されています。
LINEMOに関した料金等の詳細はこちらをタップしてください
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ大容量のギガを使うならお奨め
楽天モバイルの場合お奨めするポイントは、無制限に利用できるデータープランがあることです。
楽天モバイルの料金体系は、利用したデーター量に応じて料金が段階的に上がっていくプランです。
最初は0GB~3GBまで1,078円ですが、20GBを超えると上限なしの無制限にデーター量を使えます。20GBを超えた場合の月額料金は、3,278円です。200GB使おうが、300GB使おうがこの料金です。
当然e-SIMで利用してもこの料金は変わりません。
またe-SIMの利用手続きにおいても、楽天モバイルは非常にスピーディーに進んだことを覚えています。実際に申し込んでから利用まで5分掛かるか掛からなかったぐらいで利用できました。現在は各キャリアともこのぐらいのスピードで利用可能になっているでしょう。
ただ1つ問題なのは、楽天モバイルの場合まだプラチナバンドを持っていないため、電波の繋がりに不安があるという点です。
楽天モバイルの料金等に関する詳細はこちらをタップしてください/a>
格安SIMにおけるe-SIMのお奨め
格安SIMの場合のe-SIMのお奨めです。現在e-SIMを提供している格安SIM(以下MVNOとします)は、6社あります。
- IIJmio(アイアイジェイミオ)
- mineo(マイネオ)
- 日本通信
- HISモバイル
- LinksMate(リンクスメイト)
- BIC SIM(ビックシム)
この中で筆者が実際に利用したことがあるMVNOを含め、3社をお奨めとして紹介いたします。
IIJmio
IIJmioは、通信業界全体の中で最も早くe-SIMを導入した会社です。
そう言った背景もあってか、e-SIMには特に力を入れているように見えます。
特にe-SIMに関して言えば、音声通話のプランは20GBまでで2,000円。これはSIMカードのプランと同じです。
一方データー通信のみのプランにおいては、20GBまでで1,650円となっています。
その他2GB、5GB、10GB、15GBまでのプランが非常に安い料金で設定されています。
2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | |
音声SIM データー通信+音声通話(au回線) | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
e-SIM データー通信(NTTドコモ回線) | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
通話料金においては、キャリアの半額11円/30秒となります。
尚、SIMカードのプランはdocomo回線とau回線が選択できますが、e-SIMにおいては音声通話を伴うプランはau回線になります。docomo回線のe-SIMは、データー通信のみになります。
より安いプランを探している方には、非常にお奨めです。
利用感は、特に問題なくキャリアの回線と同じように利用できます。現在も個人的に利用し、月額料金が安い通信会社を探している知人には必ずお奨めしているプランです。
IIJmioの料金を始めとしたそれぞれのプランの詳細はこちらをタップしてください
日本通信(合理的シンプル290プラン)
日本通信は、MVNOを日本で初めて開始した会社です。
日本通信の合理的プランは4プランあります。そしてそのすべてがe-SIMにも対応しています。今回はその中でも一般的に利用価値が大きいプラン「合理的シンプル290プラン」をお奨めします。
0GB~1GBの利用で290円と、言う安値でスタートします。その後1GB単位で利用でき、最大100GBまで利用できます。1GB単位の料金は220円と言う料金です。以下が、使用データー量と料金の関係の一部です。
データー量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB | ~5GB | ~6GB | ~7GB | ~8GB | ~9GB | ~10GB | ~15GB | ~20GB |
料金 | 290円 | 510円 | 730円 | 950円 | 1,170円 | 1,390円 | 1,610円 | 1,830円 | 2,050円 | 2,270円 | 3,370円 | 4,470円 |
データー量の使い過ぎにもならないように、自分でデーター量の使用上限を決定させることもできます。また月末近くにデーター量が足りなくなったときは、調整をすることも可能です。
通話料金においてはこちらも11円/30秒と、キャリアの通話料金の半額になります。
そのほか初期の事務登録費用が3,300円必要になります。
また日本通信のe-SIMの申し込みについては、マイナンバーカードを利用して申し込みが行えます。
マイナンバーカードを利用したe-SIMの申し込みの場合は、最短(即日)でe-SIMの利用ができるようです
逆にマイナンバーカードを利用しない場合のe-SIMの利用手続きについては、数日かかるようです。Webで申し込みを完了させた後、郵送で住所確認コードが届くのを待たなければなりません。
住所確認コードが手元に届いてからe-SIMの開通手続きを行います。この手続きも実施する時間帯により開通までの時間が違います。以下の通りです。
10時~20時 | お申込みから1時間以内にに完了 |
20時~24時 | 翌日11頃までに完了 |
0時~10時 | 翌日11頃までに完了 |
開通したらメールでお知らせが来ます。
e-SIMは即日利用ができることが、今のところの最大メリットです。しかし申し込んでから郵送で確認手続きの書面が来るのを待って数日費やすような仕組みであれば、e-SIMを展開する意味は半分以上ないでしょう。
この部分は最大のデメリットです。
日本通信の合理的プラン「シンプル290」の詳細はこちらをタップ
HISモバイル(自由自在290プラン)
HISモバイルは、皆さんが耳にされたことが少ないMVNOではないでしょうか。実は、旅行業で有名なHISと、先述した日本通信の共同出資会社なのです。
言い換えるとHISと日本通信の子会社と言うわけです。そのため、日本通信をMVNEにして格安SIM事業を運営しています。(MVNEとは、キャリア(docomo、au、SoftBank)と格安SIMの間に入り、キャリアとの交渉等を行ったり、MVNOのを行う事業者です。)
日本通信の子会社であるが故に、大枠は日本通信とほぼ同じです。e-SIMの扱いにおいても、日本通信と同じです。違いを持つ部分は、通信プランです。
HISモバイルの音声通話プランは、1種類しかありません。料金設定は日本通信と同じ290円からのスタートになります。しかし料金体系は日本通信と違い定額制です。以下のように設定されています。
データー量 | ~100MB | ~1GB | ~3GB | ~7GB | ~20GB | ~50GB |
月額料金 | 290円 | 550円 | 770円 | 990円 | 2,190円 | 5,990円 |
スタ―ト時の290円は、日本通信は1GBまでの利用でしたが、HISモバイルの場合はなんと100MBまでの利用にしかなりません。
しかし、多くの方が利用される7GBまでの場合は、990円と非常に安い料金設定になっています。20GBまでの料金も、キャリアよりは非常に安くなっています。
データー量のチャージも200円/1GBの料金です。日本通信が税込み220円であったのに対し、HISモバイルは税込み200円です。
また通話料金も日本通信やIIJmioなどが11円/30秒であるのに対し、HISモバイルは9円/30秒という現在では最安値で展開しています。その上、回線がdocomo回線である故に、「PREMIUM 4G」に対応しています。
筆者は、通話においてはHISモバイルの「PREMIUM 4G」を利用しています。このプランを利用することにした理由は、9円/30秒の通話料金の魅力です。
以前から検討はしていましたが2022年夏にHISモバイルがe-SIMをスタートさせたことをきっかけに、この「自由自在290プラン」を利用することにしました。
但し、e-SIMの申し込みにおいては、即日利用はできません。日本通信と同じ郵送待ちが必要になります。そして日本通信はマイナンバーカードの利用が出来ましたが、HISモバイルはまだそこまで利用はできません。
筆者も土日を挟んでしまったので、5日ほど住所確認コードの到着を待ちました。
これさえなければ、言う事無いのですが。
e-SIMを使う場合の注意点
e-SIMを使う場合における最も注意点をお話しましょう。
設定等は自分で行う
e-SIMの手続きや設定等は、オンライン上で行います。基本スタイルとしては、専門スタッフ等のお手伝い等は全くない状態になります。
言い換えると、すべて自分で手続き・設定等を行うことが前提になります。
結果、そのような設定等の知識などが無い方においては、少しハードルが高くなる場合が多々あります。
そのため各通信会社は、非常にかみ砕いた分かりやすい説明をWeb上や紙面で公開しています。特にオンライン上で手続きや設定を行う場合は、説明などが記載されているWebページのアドレスが紹介されています。
基本的にその通りに設定等を行うと、問題なくe-SIMは利用できるようになります。
ただAndroid端末の場合は、端末によって設定画面の項目名が違っている場合や、説明に記載されている項目がなく飛ばす場合も多々あります。Android端末のe-SIMの設定の前に、説明書と端末に記載されている項目の確認を事前に行うことをお奨めします。
MVNOの場合は通信速度にも注意
MVNOのe-SIMプランでデーター通信を行う場合、通信速度についても注意してください。t
特に平日の12時台においては、やはりデーター通信の速度は鈍化します。この通信速度の鈍化はSIMカードを利用している場合や、e-SIMを利用している場合などに関係なくMVNOを利用している以上避けられません。
場合によっては、docomoも平日の昼には通信速度が鈍くなります。
料金が安いMVNOを選択した場合は、平日のお昼を中心にデーター通信速度が遅くなることを承知しておいてください。
端末の初期化などは絶対に行わない
e-SIMの設定が完了し、通信や通話が通常に行えたのであれば、後はSIMカードと同じように使えます。
しかし何だかの理由で端末の初期化などを行った場合、e-SIMの場合はすべて消去されてしまいます。要するに、端末の中に組み込まれたSIMの中に入れたe-SIMの情報がすべて消えてしまうのです。
SIMカードであれば、SIMカードの中の情報が消去するようなことは無くAPN設定をもう一度やり直せば大丈夫なのですが、e-SIMの場合は再度通信会社からプロファイルを送ってもらい設定をする必要があります。
この場合、有料になります。IIJmioの場合は440円、HISモバイルの場合は1,100円が掛かります。
e-SIMのお奨めと注意点 まとめ
人によって使い方がいろいろ違うため、その人に合った利用の仕方をお奨めします。その中でキャリアとMVNOのe-SIMについて、お奨めの通信会社を紹介しました。
個人的な利用状況でe-SIMを利用する場合、最も多いのはメイン回線とサブ回線を持つ場合ではないでしょうか。
2022年夏のKDDIの通信障害が発生した後から、サブ回線を用意する動きが高まっています。
メイン回線にe-SIMを利用するのも良いでしょうし、サブ回線にe-SIMを利用するのもお奨めです。但しサブ回線を持った場合も料金が掛かることに注意してください。
仮にどちらが良いのかと言うと、サブ回線にe-SIMを利用するのが良いかもしれません。理由はe-SIMの場合、解約する場合解約手続き完了後すぐに消去できるからです。
上手くe-SIMを利用することで、便利なスマホライフがあなたも送ることが出来ます。
さて最後に問題です。以下のキャッチフレーズの通信プランは、どこの通信会社の何て言うプランでしょう。
容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2,970円(税込)
答えは、こちらをタップしてください。