あなたは、「LINE Out」って、ご存知でしょうか。
以前「LINE電話」と、言うのがありました。それの事なのです。いつの間にか、LINE電話から、LINE Outと、言う名前に変わっていました。最近、「LINE電話を使ってないな」と、思っていたのですが、名前の変更は、3年近く前の事らしいです。知りませんでした。
私が、LINE Out(LINE電話)を、最近使わなくなった状況を考えると、ただ単に、珍しい時にちょくちょく利用していただけだったのかなと、思います。
そこで、今の時代にLINE Outの役割を考えてみます。
LINE Outとはどんな電話
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その前に、LINE Outってどんな電話なのか、チョットご紹介いたします。LINE Outのシステムは、「LINE Out」と、「LINE Out Free」が、あります。
LINE Out Freeってなんだっけ。
LINE Out Freeは、無料サービスになります。
LINE Out Freeの使用については、無料サービスのためいくつかの条件があります。この、条件をすべて満たさないと使用できません。
その条件とは、
- 広告を15秒以上視聴すると、無料通話が使用できます。国際電話も利用可能ですが、金額が一定でないため、社会情勢等により利用時間数も変動があり、最悪の状態では使用不可能のこともあります。
- LINE Out Freeの利用回数が上限に達した場合か、視聴できる広告がない場合は、利用できません。利用回数は、1日5回までです。
- LINE Out Freeで利用できる国際電話は、限られています。(アジア、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアの主要国のみ)
国内通話の場合、気を付けなければならないのは、「1日の利用回数が5回まで」と、「広告を視聴しなければならない」と、いうことです。この2つの条件を満たせば、LINE Out Freeが使えます。
LINE Outのシステム
LINE Outは、有料サービスになります。この、システムの料金支払いはプレイペイド式になっています。サービスには2種類のプランがあります。
「コールクレジットを購入」か、「30日プランを購入」の2パターンです。
コールクレジット購入プラン
使用する金額に応じて、前もってチャージするタイプの物です。
チャージする金額は、事前にプランが決められています。
120コールクレジット(\120)
360コールクレジット(\360)
600コールクレジット(¥600)
1,200コールクレジット(¥1,200)
3,600コールクレジット(¥3,600)
6,000コールクレジット (¥6,000)
の、6種類になります
IOSに限っては、240クレジット(¥240)が、あります。
LINE STOREとAndtoidから購入されたコールクレジットは、購入日から180日間と、いう期限があります。
30日プラン
「30日プラン」は、申し込み時に決めたパターンで、30日間の使用が可能です。
利用方法は、まず、通話先の国を選択します。(画面の案内は、日本になってます。)
日本を選択した場合、
固定と携帯120分(¥720)
固定と携帯60分 (¥390)
固定60分(¥120)
の3パターンから再度選択します。
例えば、固定と携帯120分(¥720)を選択した場合、日本国内720円で固定電話と携帯電話に120分通話ができます。
注意点は、
- この「30日コース」は、30日以内に使い切ってしまった場合、同一のプランを再購入が出来ません。使い切ってしまった場合は、別の「30日コース」か、「コールクレジット」を購入する必要があります。
- また、30日間で使い切れなかった場合、次月に繰り越しとなるシステムはありません。自動購入の場合もおなじです。
- 「30日コース」の通話先は、特定した国と端末になります。使用頻度が高い地域や回線ごとに購入する必要があります。
「30日プラン」と「コールクレジット」の比較まとめ
「30日プラン」と「コールクレジット」を比較すると、「30日プラン」の方が縛りが多くあります。
逆に、「コールクレジット」の方が、「30日プラン」プランに比べ自由度が広くなっています。
特にこだわりなくご利用になるのであれば、「コールクレジット」のプランをお勧めいたします。
LINE Outの国際電話
LINE Outの国際電話を、チェックしてい見ましょう。
国際電話料金の比較
日本国内からアメリカ本土に、昼間1分間携帯電話で通話した国際電話料金です。
通信名 | 料金 |
KDDI | 44円/1分 |
OCN国際電話 | 120円/最初の1分 |
docomo | 48円/1分 |
au | 40円/1分 |
050電話 | 9円/1分 |
★ LINE Out | 1円/1分 |
(050番号電話はOCNモバイルONE提供の050Plusの場合です。)
アメリカへの電話料金は、圧倒的にLINE Outの国際電話が安いことがわかります。
そうなんです。LINE Outは、国際電話の利用料金がとても安いのです。
ただし、あくまでもアメリカに電話を掛けた場合です。電話を掛ける国により、必ずしもLINE Outの国際電話が安いとは限りません。
また、LINE Out Freeの場合、アメリカには1回5分の無料通話が可能です。(固定電話、携帯電話両方とも)
このLINE Out Freeと、LINE Outを組み合わせて国際電話の利用を行う事が出来ます。そうすると、アメリカへの国際電話の場合、最初の5分はみ無料電話、その後1円/分の電話料金となれば、国際電話もさらに安くなるでしょう。
また、お隣の韓国は、固定電話2円/分・携帯電話3円/分の、料金になります。
LINE Outの国際電話が安いのは、よくわかります。あまりメジャーな情報ではないため、意外と知る人ぞ知るという状況ですね。
LINE Outの国際電話料金が、安いと判断されるか、高いと判断されるかは、一度利用されて通信状況も確認されてから総合的に判断されるのがベストでしょう。
LINE Outまとめ
現在ではLINEに相互登録した場合、LINE通話が利用できます。LINE通話もインターネット電話ですから、海外への通話も可能です。
しかし、固定電話や、LINEをスマホに登録していない相手など、相互登録をしていない場合は、LINE通話はできません。そのような時に、LINE Outの出番になります。
私の場合、以前はLINE Out(LINE電話)を使用する機械が、多々ありました。しかし、最近は、全く使用していません。
最初の珍しいころは、電話を掛けるのはLINE電話でないと、というほど利用していました。しかし、徐々にプリペイドが面倒になり、LINE通話で済ませるようになり、かけ放題なるものが出始めるとそちらの方に流れてしまい、LINE電話のことなど全く気に留めなくなりました。
今の時代、MVNOの「10分間かけ放題」などのオプションが当たり前のになってます。お店の予約も、10分間の無料通話の間で終わってしまい、ますますLINE Outの出番は少なくなってくるのではないでしょうか。
しかし、国際電話の料金の安さだけは、他の料金と比べ、圧倒的な安さを提供しています。もし、国際電話を掛ける機会があれば、是非一度試してみてください。