楽天モバイル
楽天モバイルは、2023年6月に「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」から「Rakuten 最強プラン」にプランが変更になりました。プラン名も同様です。
Rakuten 最強プランの料金設定
料金とそれに対する使用データー量との関係は、Rakuten UN-LIMIT Ⅶまったく同じで変更されていません。
0GB~3GBまで 1,078円
3GB超過~20GBまで 1,980円
20GB超過後~無制限 3,278円
最低でも10GBを超えるデーター量を使う方には、お奨めできるプランです。3GB~10GB未満のデーター量を利用される方には、逆に料金が高くなる傾向が高いプラン内容です。
Rakuten 最強プランは以前と何が違ったのか
Rakuten 最強プランの最大の特徴は、データー量が無制限で上記の料金で利用でき、利用地域が人口カバー率99.9%に及ぶということです。
以前のRakuten UN-LIMITは、楽天回線を利用してデーター通信を行っている場合、上記の料金で無制限までデーター量を利用することが出来ました。
但しそれは楽天回線が利用できる範囲に限られていました。そして楽天回線から外れた場合はau回線の利用です。
au回線の場合高速通信を利用できるデーター容量は5GBまでとなり、その利用が5GBを超えた場合は通信制限下で利用するか、データー容量を追加購入する必要がありました。
しかし、Rakuten 最強プランはau回線の利用も5GBまでの壁を取っ払い、楽天自社回線と同じように無制限利用が可能になりました。
この結果楽天モバイルはエリアマップ上もau回線のエイリア分を自社回線利用とし、ほぼどこでも回線が繋がるということで人口カバー率99%としました。
Rakuten最強プランのデメリット
あまり詳しく取りいれられませんが、Rakuten 最強プランのデメリットは、au回線時の通信速度です。
楽天モバイルがauから借りている回線は、800MHzのプラチナバンドです。
この800MHzの電波は、遠くまで届くことが可能で障害物等を透過したり、あるいは回折性があるので障害物を迂回することが出来ます。そのため電波が良く届きます。
但し通信速度は非常に遅いため、800MHz単体での利用した場合に動画などの視聴時は動画の一時待ち(マルイ矢印がクルクルと回る)の可能性も考えられます。
Rakuten 最強プランの場合、au回線の利用時にはこの症状が十分に考えられます。
日本通信
日本通信はHISモバイルの親会社であり、MVNEでもあります。そして格安SIMを最初に始めた会社です。
日本通信のプランは複数ありますが、その中で最もお奨めなのは「合理みんなのプラン」です。
合理みんなのプランは料金設定に注目
合理的みんなのプランのポイントは、料金の安さです。以下をご覧ください。
合理的みんなのプラン | |
料金 | 1,390円 |
使えるデーター量 | 10GB |
標準通話オプション | 70分間無料通話 |
通常通話料金 | 11円/30秒 |
データー量追加料金 | 220円/1GB |
月間のデーター量の利用が10GBまでで1,390円です。これに70分間の通話料金が無料になるオプションが付帯されています。
「70分無料通話」は、「通話5分かけ放題オプション」と交換することが可能です。この場合も「通話5分かけ放題オプション」の利用料金は0円です。
一方「70分通話無用」を超過した場合は、11円/30秒と言うキャリアの半額の通話料金になります。
またデーター量を追加する場合は、1GBにつき220円で追加可能です。
合理的20GBプランもお奨め
一方、10GBまでのプランでは、データー量が足りないという方には、「合理的20GBプラン」もお奨めです。
合理的20GBプラン | |
料金 | 2,178円 |
使えるデーター量 | 20GB |
標準通話オプション | 70分間無料通話 |
通常通話料金 | 11円/30秒 |
データー量追加料金 | 220円/1GB |
違いは使えるデーター量が20GBまでになり、料金が2,178円になります。その他のプラン内容は、「合理的みんなのプラン」と、同じです。
楽天モバイルと比較すると、20GBまでのデーター利用の料金は若干高くなります。しかし、通話の部分でを含めて比較すると、「合理的20GBプラン」の方がお得です。
楽天モバイルと比較した場合の通話メリットポイント
20GBまでの料金が似通った楽天モバイルと比較した場合、最も大きな違いが生じるのは通話回線です。
楽天モバイルは、無料通話サービスが可能なRakuten Linkを利用することが出来ます。これにより国内通話はほとんどが無料にでき、国際電話も利用方法次第では無料になります。
種を明かすとRskuten Linkの通話方式は、インターネト通話になります。だから無料通話も可能になります。
しかし、インターネット回線を利用した通話の場合、通話が途切れ途切れになったり、相手には自分の声が繋がっていなかったり、着信が届かなかったり等、場所によっても通話状態が大きく左右されます。多くの方が経験されているのではないでしょうか。
一方日本通信の各プランにおいては、docomo回線を利用しています。当然通話もdocomo回線を使っているため、docomoのVoLTEに対応しています。
そのため通話中等に音声における問題はまずありません。(残念ながらHISモバイルのようにVoLTE(HD+)ではないようです。)
70分無料通話が標準装備である以上、特別電話時間が長くないのであれば「合理的20GBプラン」の方がお奨めです。
結局どこの会社のどのプランが良いのか?まとめ
5社のプランを紹介してきましたが、結局のところどのプランが良いのでしょう。迷いますね。
実際のところ基準になるのは、あなたがどれほどのデーター量を月々必要としているのか、通話においてはどれぐらい利用しているのかと言うところです。
最も筆者がお奨めするのは、HISモバイルです。7GBまでの料金と20GBまでの料金とサービスを他社と比較すると、若干でもお得になります。
通話料金においても業界最安値の通話料金ですし、「自由自在スーパープラン」においては「5分かけ放題」標準装備されています。
但し、7GB~15GB未満のデーター容量の利用者にはお奨めしません。そのような方には、IIJmioの「ギガプラン」をお奨めします。
10GBまでと15GBまでのデーター量のプランが用意されています。音声通話プランの料金もそれぞれ格安です(10GBが1,500円、15GBが1,800円)。利用データー量が、HISモバイルの7GB以上15GB未満に該当してしまっている方には、是非お奨めのプランです。
また10GBまでのプランをお考えの場合は、日本通信の「合理的みんなのプラン」もお奨めです。
そしてデーター量の利用が20GBを越してしまうという方には、やはり楽天モバイルですね。
au回線になった時にプラチナバンドの使用時の通信安定性が問題ありますが、20GBのデーター量が必要で、かつ楽天自社回線が利用できる環境下の方にはお奨めです。
基本的に格安SIMを利用すると、特にお昼の通信速度が低下します。これは、格安SIMにおいては、避けることの出来ない、対策の打ちようがない問題です。
格安SIMを利用する場合は、事前に承知しておく必要があります。
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