HISモバイルの新プランのお奨めの人は?サブ回線としても使える?

格安SIM MVNO

HISモバイルを利用するのにお奨めの人

ではHSIモバイルを利用するのには、どのような人がお奨めなのでしょうか。そこを考えてみます。

先ほども申し上げた通り、「自由自在」の回線はdocomo回線を利用しいます。そのため電波の接続ということに関しては何ら問題はありません、すべての方に回線は適合しています。

当然ですが問題なのは、一人ひとりのデーター量(ギガ)の利用量と料金の関係を、どの様に考えるかです。

例えば、現在他社プランの3GBで990円と言うプランを利用しているとします。
HISモバイルの「自由自在」を利用すことで、同じ3GBでも770円で済ますことができます。そして月額料金が同じ990円を支払うのであれば、HISモバイルを利用すると7GBまでのデーター量を利用することができます。

このように月額料金と使えるデーター量(ギガ)の関係を考えると、HISモバイルを利用にお奨めの人は、

  • 月々のスマホの料金を安くしたい人
  • 安い料金でより多くのデーター量を使いたい人
  • 低額料金でより使うデーター量に余裕を持ちたい人

と、言うことになります。

結果、HISモバイルを利用するのにお奨めの人は、すべての人が当てはまることになります。

HISモバイル公式サイトを見てみる

HISモバイルをサブ回線として利用するのはどうかな?

さて、昨今話題になっているサブ回線としての利用は、「自由自在」は適しているのでしょうか。その辺りを考えてみます。

サブ回線とは何か

サブ回線とは副回線のことです。メイン回線として利用するのではなく、第二の通信網として維持する回線のことです。

このサブ回線を利用するには、スマホがデュアルSIM対応のスマホでないといけません。デュアルSIM対応スマホは、1台のスマホにつき通信に利用するSIMが2枚以上挿入できるスマホです。

昨今はデュアルSIMスマホが主流になってきているため、回線を2つ以上持つことが簡単になりました。iphoneでは、iPhone11以降の機種であればデュアルSIM対応端末しています。Android端末においても、多くの端末がデュアルSIMに対応しています。

このように1台の端末で2つ以上ののSIMを利用して、2つの回線を持つことが容易になりました。

サブ回線の働き

サブ回線を持つ意味は、2つあります。

公私を分ける働き

回線を2つ持つことで、公私混同を避けることができます。例えば仕事で利用する場合と、プライベートで利用する電話番号を分けて使う場合です。一方のSIMに会社から渡されたSIMを挿入し、もう一方には自分で準備したSIMを挿入します。

このような場合は、どちらが主回線でどちらが副回線かは誰が見てもわかるという状況ではありませんが、最も良く使われる一例です。

副回線を主回線の通信トラブル時に利用する

2021年10月に起きたdocomoの通信トラブルを境に、回線を主回線と副回線の2つを用意することが通常になりつつあります。

主回線として利用している通信会社に通信トラブルが起こった場合、そのトラブルが回避しない限りスマホのデーター通信は利用できません。
前述のdocomoの通信トラブル時にも、docomo回線のみしか利用していないユーザーはトラブル時に何が起こったのか、なぜ回線が繋がらないのか、全く情報収集ができませんでした。トラブル終息に結局丸1日以上かかりました。直ぐにトラブルが終わればよいのですが、それは全く分かりません。

そのような時に利用するのが副回線です。副回線の利用により主回線のトラブルの情報等を収集することが可能になります。

サブ回線はどの様な回線を使うのが良いか

サブ回線を利用する目的は、主回線のトラブル発生時のフォローとして利用する場合です。

このような場合普通、副回線を利用する機会は非常に少なくなります。理由はそんなに頻繁に通信トラブルが発生することはないからです。
2021年のdocomoの通信トラブル以前に発生した大きな通信トラブルは、2019年のソフトバンクの通信障害です。続いて発生する可能性はないとは言えませんが、都度トラブルがあっては逆にあっては困ります。

それほど利用の機会が少なくなるサブ回線であれば、通信費はあまり掛けたくありません。0円でサブ回線を維持できればそれに越したことはありません。

現在サブ回線として最も適しているとされるのが、auから提供されているpovo2.0というプランです。

契約だけなら0円で維持でき(180日間)、必要なデーター量等は自分に合ったものをトッピングして購入するという新しいスマホサービスです。

サブ回線としてのpovo2.0の利用は以下のページでお話しています。

サブ回線とは何?必要なの?サブ回線を使うならお奨めはどこ?

また、楽天モバイルも0GB~1GBまでの利用は0円となっています。この状態であれば楽天モバイルもサブ回線としての条件は十分です。実際にサブ回線として利用されている方は多いです。しかし、2022年7月より0円は終了し、0GB~1GBは月額1,078円(3GBまで)となります。

楽天モバイルの場合は、0円から有料に変わった段階でサブ回線としての利用はあまり意味がなくなります。

自由自在プランはサブ回線に利用するのはあなた次第

では今回のHISモバイルの「自由自在」は、いかかでしょう。

サブ回線として利用する価値はあります。月額料金が0円で維持できるという状況ではありませんが、サブ回線として利用するのであれば、やはり100MBで290円のプランです。

この場合利用する各人の考え方によるため、一概にサブ回線としての利用には賛否があるでしょう。

「いつ起こるか分からない通信トラブルのために、わざわざ毎月290円を払う必要があるのか」と、言う意見と、「いつ通信トラブルが起こっても対応できるように通信の確保は必要である。そのためには290円を払っても良い」と、大きく分けると2つの考え方があります。

100MBの少量のデーター容量ですから、日頃から普通に「自由自在」を利用するわけにはいきません。いざと言う時のためにとって置く必要があります。

状況からすると、掛け捨ての保険に入るのと同じようなものです。290円なら掛け捨てでも良いと考えるのか、290円の出費を抑えるのかの違いになります。

従ってHISモバイルをサブ回線として利用するのは、あなたの考え方一つになります。

尚、通信トラブルの場合のサブ回線として利用される場合、メイン回線がdocomoである方は、サブ回線としての利用はしないでください。
理由は、HISモバイルの回線は先述の通りdocomo回線です。メイン回線とサブ回線が同じdocomoであった場合、メイン・サブ共に通信トラブルになりサブ回線の役割を果たさなくなります。

docomo回線以外をメイン回線にしている方には、HISモバイルもサブ回線の候補とすることをお奨めします。

HISモバイル公式サイトを見てみる

HISモバイルの新プラン「自由自在」まとめ

HISモバイルから提供されている「自由自在」は、非常に月額料金が安く設定されています。

メイン回線として利用するのであれば、今まで以上に安く利用することができます。サブ回線として利用することを考えても、月額料金は290円と言う破格値で利用が可能です。

もし今の月々のスマホ料金をさらに安くしたいとお考えの場合は、HISモバイルがお奨めです。

HISモバイル