今回、Amazonで見つけたヘッドセットを購入したところ、とてもお奨めできるモノであったので紹介します。
「値段もそれほど高くはなく、しっかりとした音質で使えるモノ」と、言うコンセプトでヘッドセットを探していました。
その結果、購入したのは、「Glazata EC300」と、言うヘッドセットです。
今回改めてヘッドセットを探している理由は後述するとして、この商品の情報量があまりにも少なかったため購入は何度かためらいましたが、「ダメならダメでまた買いなおしをすればいいや!」と、開き直った気持ちで購入し実際に使用したところ、自分のテーマに対しては「100%当たり!」でした。
と、言うことで今回は Glazata EC300 の購入に至った経緯、お奨め箇所(メリット)を中心にデメリットの紹介、そしてGlazata EC300の使用に適した方、そうでない方を紹介します。
Glazata EC300 を購入することになった経緯
以前紹介いたしました「JABURA TALK25」は、紹介当時としては料金は安く、音声や接続等も非常に良くイチオシのお奨めヘッドセットでした。
JABURA TALK25 の詳細においては、以下の記事を参照してください。
片耳ヘッドセットJABRA TALK25は使えるのか 実際に使ってみた
しかしたまたまクルマから降りた時に車外に落としてしまいました。拾いはしたもののそのままポケットに入れたことを忘れ、洗濯をしてしまいました。
結果、JABURA TALK25 は、防水対策はなかったようなのです。洗濯機から出てきたら電源は入るには入るのですが、数十秒ほどすると電源が落ちてしまいBluetooth接続はできなくなってしまいました。
実は、この選択してしまったJABURA TALK25 は、2台目のヘッドセットになります。最初のJABURA TALK25 は、どこかに置き忘れてしまい見つけることができませんでした。
さて、新しくヘッドセットを購入するなら再度JABURA TALK25を購入しようとしましたが、どのネット通販を見ても値段が倍近くになっていました。これでは購入する気にはなれず、他を探してみようということで、行きついたのが今回紹介する「Glazata EC300」でした。
先述した通り、自分のコンセプトには「100%当たり!」でしたが、使用状況からすると星5つをあげるわけにはいきませんでした。やはり何かのマイナス点はあるものです。
そこで 今回私が2カ月間利用してみた観点から、Glazata EC300 のメリットとデメリットをお話します。
Glazata EC300のメリットとデメリット
Glazata EC300の使い勝手の上からのメリットとデメリットを紹介します。
Glazata EC300のメリット
Glazata EC300の使ってみた良かった点をまとめました。
- 通話時の音声が、話している両者共クリアに聞こえる。
- 音楽等の利用時も、雑音等が入らない
- Blouetoothのペアリングは簡単、また、その後の接続もGlazata EC300がオンになると同時に接続される
- 音声案内が日本語である
- 充電時間が短くて済む
以上のメリットを、詳しく見ていきます。
1.通話時の音声・音楽が、クリアに聞こえる。
ヘッドセットを利用するにおいて最も重要なのは、「音声がどの様に聞こえるか」と、言うことです。
自分が聞こえることは当然ですが、話をしている相手側にもどのように音声が伝わっているかは、非常に重要です。
EC300において結論から言うと、音声状況は非常にクリアで聞きやすい状態です。他の商品でよくあるように、音声がこもったり、水の中にいるような状況で聞こえるということはありません。
また、相手側にも雑音等が混ざることはないようです。実際に通話相手にEC300を使ってもらい通話をしたところ、確かに雑音等の障害はありませんでした。
また音楽等の聞こえる状況も通話と同じです。特に雑音や籠り等の気になるマイナス点はありません。
音声がクリアに聞こえるモノをお求めな方には、お奨めのヘッドセットです。
2.Blouetoothのペアリングは簡単、早い
Bluetoothを利用して、スマホ等の媒体につなげます。
そのBluetoothのセッティングですが、非常に簡単に操作できます。多くのヘッドセットがペアリングモードを利用するには、手動で操作します。EC300においては、自動ペアリング機能ですから操作は必要ありません。スイッチをONにするだけでペアリング終了まで自動で終了します。
但し、ペアリングしていない端末等が近くにあれば、時々自動でその端末とペアリングしようとします。そんなときは、一旦スイッチをOffにします。ここがチョットマイナス点かな?
また、ペアリングし完了後は、スイッチをONにするとほぼ同時に端末とヘッドセットが接続されます。非常に早いです。そのため着信があってからスイッチをONにして接続しても、通話に間に間に合います。
当然スイッチが入っている状態でヘッドセットを外していても、問題ありません。
4.音声案内が日本語である
多くのヘッドセットが英語等の音声案内ですが、EC300においては日本語での音声案内になります。
私は、英語案内でも構わないのですが、日本語で案内をされると何となく安心して聞いていることができるので、やはり日本語の案内は良いと感じます。
聞く音声案内は、「電源が入りました」と、「電源が切れました」の2つです。その他「バッテリーがありません」等、バッテリー残量についても音声案内があるのかもしれませんが、そこまでバッテリーを使い切っていないのでここはわかりません。
ただ、「電源が入りました」と、「電源が切れました」の最後の「た」がどうも「た~」に聞こえるため、最初の方は違和感がありましたが慣れてくると特に気にならなくなりました。
5.充電時間が短くて済む
EC300の充電は、意外と短い時間で完了します。充電のおいては40分と、取り扱い説明書には紹介されています。
しかしこれは全くバッテリーが空っぽの状態からの充電です。毎日利用するとしてもそれほど多くのバッテリーを消耗しない限り、それほど充電時間は掛かりません。使用状況にもよりますが、朝出発する時にクルマの中で充電しても、10分か15分で充電終了になっています。
ただ、受電時間は40分と表記がありますが、連続持ち受け時間や、最長通話時間等の表記はありません。ここは不明です。
Glazata EC300のデメリット
では逆にデメリットとなる部分を紹介します。
- 防水ではない
- 少し本体が大きいため、気のせいか重いような気もする
- シリコンイヤーピースがS、M、Lとついているが、L サイズでも小さい
- 充電時にケーブルを接続した時、充電用コネクターのゴムカバーが、ヘッドセットとケーブルの間に挟まってしまう。
- LINE通話はできない
以上が使っていて、少し気になるマイナス面です。では、一つひとつ見ていきます。
1.防水ではない
防水機能ではないようです。取り扱い説明書には、「防水」の文字は見当たりません。
夏場などに汗をかいたときにポケットに入れたままの状態を想定すると、「防水」機能があれば非常に重宝します。
また私自身、ポケットに入れたまま洗濯をしてしまって買い替えることになったため、防水機能がセットされたものが欲しかったのは事実です。
しかし値段からすると、防水機能を望むのは少し無理がありますよね。
2.少し本体が大きいため、気のせいか重いような気もする
購入した商品を見た時、第一印象は「デッカ!」と、言うものでした。確かにデカいという感想はいまだにぬぐえません。
単純にものさしで長さを測ってみたら、約7.8㎝の長さでした。今の時代コンパクトになることが一つのステータスかもしれませんが、それにしても少し長いです。
そのせいか取扱説明書には重さ12gとありますが、どことなくそれよりも重いように感じます。特に耳にセットした時は、特に思いなと感じることがあります。(実際はそうではないのでしょう)
3.一部の付属のシリコンイヤーピースが小さい
一部の付属のシリコンイヤーピースが小さいと言いましたが、本体にセットされて送られてくるイヤーピースは中ぐらいの大きさでしょうか。
イヤーピースは2種類付属されています。(写真を参照)
私は、右側のモノを利用しています。これだと、耳に挿入していても落ちてくることはあまりありません。
左側のイヤーピースを使っていた時は、徐々に下がってきて落ちるということがありました。
耳の大きい(特に穴)方は、右側のイヤーピースの使用をお奨めします。
また耳フックも大小2つ用意されていますが、使っていると耳フックの本体との繋がり部分が緩くなります。耳に掛けている時は、落ちるということはありませんでしたが、何かの拍子で外れたりします。
4.充電用コネクターのゴムカバーが、ヘッドセットとケーブルの間によく挟まる
EC300のコネクターを接続する部分のカバーになるゴムが、充電のために差し込んだUSBコードの先端部分の間に挟まってしまっています。
この状況は、普通に充電をしようとして何も意識しないで接続すると、生じます。
それほど大きな問題ではありませんが、充電コードを差し込む時に毎度このような状態が発生すると、いい加減「またか!」と、多少イラっとすることもあります。
5.LINE音声通話はできない
LINE音声通話においては全く使用することはできません。
相手の呼び出し音が聞こえる場合と、たまにそうでない場合がありますが、ほとんどが相手の呼び出し音からして聞こえません。
当然会話の音声も聞こえません。LINE音声通話をあきらめ、通常の電話で掛けると相手の呼び出し音も問題なく聞こえ、通話が繋がっても普通に会話ができます。
そこで少し違いますが、楽天モバイルのRakuten Link に関しては、普通に利用できます。呼び出し前から聞こえ、電波の状況に合わせた音声通話が可能です。
Glazata EC300の使用にお奨めの人とそうでない人
では、前述のメリットとデメリットを踏まえ、Glazata EC300はどういう方にお奨めなのか、どういう方にはお奨めでないのかを見ていきます。
Glazata EC300の使用にお奨めの人
Glazata EC300の利用にお奨めの方は、以下の条件に近い方です。
- クリアな音声通話を求める方
- ヘッドセットの使用頻度が高いため、充電回数が多くなる方
この2点の方には、Glazata EC300をお奨めします。
クリアの音声通話を求める方
この部分の該当者は、ほっとんどの方になるのではないでしょうか。
自身が相手の声をクリアに聞こえるのは当然ですが、相手にも雑音や声の籠り、その他の聞こえ辛い状態にならないことが重要です。
それを考慮すると音声のクリア度は、基本的に使えるヘッドセットなのか使えないヘッドセットなのかの分かれ道になります。結果Glazata EC300は、どなたでも満足して使用できるヘッドセットであると、使用経験から申し上げることができます。
ヘッドセットの使用頻度が高いため、充電回数が多くなる方
どんなヘッドセットでも、使用回数が多いと電池の状況が悪くなります。但し、先述の通りGlazata EC300は、充電時間がとても短く作られています。
特にヘッドセットを利用する状況は、クルマの運転等の場合が多いのではないでしょうか。その他作業等で両手が塞がっている場合などに使用します。
使用頻度が高くなるにつれ充電も必要となり、電池の消耗具合によればそれ相当の時間が必要になります。
そんな場合、充電時間が短い方が良いですよね。
結果、Glazata EC300の使用頻度が高い方には、お奨めです。
Glazata EC300 のお奨めではない方
Glazata EC300のお奨めではない方は、次の事項に該当する方です。
- LINEの音声通話の使用が多い方
やはり先述の通り、LINE音声通話を主流にしている方には、お奨めではありません。何しろ全く繋がらにと言っても良い状態です。
LINE音声通話を少しでも利用される方には、他のヘッドセットをお探しされることをお奨めします。